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メジャーでも世界一に

 WBCは日本の優勝で終わりましたが、メジャーでも、大谷選手が中5日のローテーションを守ることが出来ればエンジェルスが優勝する可能性が高いのではないかと私は考えています。

 大谷選手を始め先発投手が全員中5日で登板することになれば、中4日の相手よりも、休養十分でいいパフォーマンスになる可能性が高くなるのではないかと思います。大谷選手が投手とDH の二人分の活躍が出来るのて、余った枠を中継ぎ投手に回せば、先発全員が中5日になっても、中継ぎ、抑えの投手の負担が増えることはありません。むしろ、先発投手のクオリティスタート数が増える確率が高くなるので負担は大きく減少し、パフォーマンスの向上も見込めるのではないかと思います。

 こうなると、今年以降、大谷選手が二刀流を続ける限り、大谷選手が所属するチームが毎年世界一になるということも考えられます。

 メジャーでは、シーズンよりもポストシーズンのほうが高く評価されるので、名実ともに史上最高の選手という評価を受ける可能性が出てきました。

WBC に続き、大谷選手がメジャーでも世界一になることを期待しています。
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プロ野球選手とテレビ出演

 高校野球を始め、現在のアマチュア選手の技術の向上には、現役やOBのプロの選手が、技術やその習得のための訓練方法を様々なメディを通じて惜しげもなく公開していることがとても大きいのではないかと思います。しかし一方で、テレビ出演等で手の内を明かしすぎて成績に影響している選手も中にはいるように思います。

 前田健投手がプレイクしたての頃、2種類のスライダーがあることやその握りもテレビ番組で明かしたことがありました。握りを明かすことは問題はないのかもしれませんが、2種類のスライダーがあることで追い込むまでは曲がりの緩いスライダー、追い込んでからは鋭く曲がるスライダーを投じることが容易に想像できて、スライダーが狙われるおそれがあると思っていたところ、その放送の次の登板でスライダーを狙い打たれて大量失点で敗戦投手になっていました。そのあとは問題なく勝ち星を重ねていましたが、その後テレビで球種について語ることはなくなり、握りについてもおそらく嘘の握りを見せているように思います。

 また、ジャイアンツに在籍した東野峻投手は、ジャイアンツの中心選手であった絶好調の頃に、右打者の内角にはストレート、外角にはスライダーを投げることを明かし、内角ならばストレートのタイミングで、外角ならばスライダーのタイミングで待たれると、かなり打ち込まれてしまうのではないかと思っていたところ、やはり次の登板で相手打線を抑えることができませんでした。その後もなかなか勝ち星を重ねることができなくて、オリックス、ベイスターズと渡り歩いて10年の現役生活で引退しています。

 今年のジャイアンツもオープン戦では1位でしたが今はなかなか勝ち星が上げられなくなっています。それも選手のテレビ出演が大きく影響しているのではないかと思います。

 菅野投手は開幕前に多くのテレビ出演をしていましたが、以前から、ランナーが出るまでは力を抜き、ランナーがたまってくるとギアを上げて投げるという発言をしていて、その内容からランナーが出たときにはストレートが多くなるということが容易に想像できました。おそらくそういうデータもあって阪神の金本監督がストレートに振り負けない打線を作ることで菅野投手を攻略することができました。次の登板でも菅野投手は勝ち星を上げることができずに現在のジャイアンツの不調につながっているのだと思います。ただし菅野投手はすべての球種がウイニングショットとして使えるだけのクオリティがあるので、これからは勝ち星を重ねていけると期待しています。

 また、深夜に小林捕手を特集した番組の中で、阿部選手が小林捕手が内角高めのボールを要求することが全くないことを指摘して、外角の球を思い切り踏み込まれて打たれていることを明かしました。各球団のスコアラーもそういう分析はしていると思いますが、テレビで実際に本人が認めるのはかなり大きいのではないかと思います。内角高めは真ん中にいけば長打、打者側に外れれば一発退場のおそれもあって要求しにくいボールではありますが、開幕しても内角高めのボールを要求していなければ、相手打線を抑えるのは難しいのではないかと思います。

 逆にメディアで嘘の情報を流すことで勝利を手繰りよせた例もあります。1995年のヤクルト対オリックスの日本シリーズで野村監督が内角高めにイチロー選手が弱いのでそこを攻めると宣言し、外角のボールで打ち取るという作戦を取って4勝1敗で日本シリーズを制しました、

 このようにテレビで手の内を明かすことは実際にかなり厳しい状況に追い込まれたり、上手く利用することで試合を優位に進めるということもあるのですが、手の内を明かさなくとも不調の原因になりうるのではないかと私は考えています。

 野球は試合の流れであるとか勢いという言葉が普通に使われるスポーツで、目に見えない力がかなり働くスポーツなのだと思います。その中で選手の普段の行動によって運のいい選手、悪い選手というふうに分かれる場合があるように思います。科学的に因果関係は証明できませんが、テレビ出演は選手の運をなくすのではないかと私は思っていて、上原投手が開幕してすぐにS-PARKに出演して大丈夫かなと思っていたところ、絶不調に陥ってしまいました。

 子供たちやプロを目指す選手にプラスになるような情報をシーズンオフに提供することはとてもいいことだとは思いますが、手の内を明かしたりシーズン中のテレビ出演は控えたほうがいいのではないかと私は思っています。

上原投手の日本球界復帰を歓迎

 上原浩治投手が日本球界であっても現役続行を宣言してくれました。今メジャーでは実力があっても年齢だけで選手を判断するということが主流となっていて、上原投手の実力が正当に評価されていない可能性があるのだと思います。私は今でもメジャーで十分活躍できる実力があるのではないかと思っています。

 日本球界に復帰するならば、ジャイアンツファンである私としては、やはりジャイアンツでのプレイをお願いしたいと思います。

 メジャーリーガーを抑えてきた上原投手の技術、経験、多くの怪我を克服して世界一に大きく貢献してきた実績から、ジャイアンツの選手も多くを学べるのではないかと思います。そのような経験だけではなく、カミネロではいまいち信頼できない部分を上原投手が抑えのエースとなることで、ジャイアンツを勝利に導いてくれるのではないかと期待しています、

 そして日本球界復帰となれば、侍ジャパンのメンバーとしてオリンピックに参加することも可能になるのだと思います。

 上原投手の国際試合での圧倒的な実績はかなり期待できると思います。外国人選手はフォークボールに滅法弱く、上原投手は3つの方向に落ちるフォークがあるため、これだけでもかなり打ちあぐねるのではないかと思います。そして、独特なフォームから繰り出されるストレートは、メジャーでも140キロの剛速球と言われ、1イニングだけ140キロのストレートを投げることができれば、オリンピックでも十分に通用するのではないかと思います。

 ジャイアンツのため、そして東京オリンピックでのメダル獲得のために、是非とも力を尽くしていただきたいと思っています。

 

すべての球団が清宮選手の早期のメジャー挑戦容認を

 中日ドラゴンズが 早実・清宮幸太郎内野手のポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認すると発表しました。早期のメジャー挑戦を容認しても、優勝やタイトル奪取を条件にすれば大きなマイナスにはならないのだと思います。そしてこれはいろいろな意味でとてもいいことなのだと思います。

 まず清宮選手はファーストしか守れず、その技術に疑問を持つ評論家の方も多くいます。メジャーを目指すならば外野全般を守れる技術が必要で、そのためにはかなり厳しい練習が必要になるのだと思います。その時に早い段階でメジャーに挑戦出来るか否かで、本気で取り組んだとしても無意識のうちに取り組みに差が出てきてしまうおそれがあるのだと思います。清宮選手を一流選手に育てるインセンティブとして、早期のメジャー挑戦の容認は球団自体にも大きなプラスになるのだと思います。

 また、将来プロを目指す野球少年の取り組みにも大きな影響があるのではないかと思います。単にプロ野球を目指すのか、早期のメジャーを目指すのかで才能ある選手の取り組み方が全く違ってくるのだと思います。野球だけではなく英語も勉強するでしょうし、体づくり、技術の習得も自分で調べて取り組んでいくという意識があるかどうかで、人としての成長も変わってくるのだと思います。

 球児たちの一人一人の取り組みが変わることで野球界全体のレベルアップにもつながるでしょうし、体づくり、自己管理が出来ることで、ケガをしない選手寿命の長い選手も増え、長い目で見て各球団にも大きなプラスになるのだと思います。

 球界全体のレベルアップのためにも、野球少年の夢のためにも、清宮選手の早期のメジャー行きをすべての球団が容認してもらいたいと思います。容認できない球団は手を挙げないことをお願いしたいと思います。

侍ジャパンの選手たちの活躍について

 今回のWBCは過去の大会と比べても最もレベルの高い大会で、アメリカと互角の試合ができたことで過去最強のチームだったのではないかと思います。

 打線は史上最強であることは最初からわかっていましたが、やはり、滑るボールと硬いマウンドに適応するのは難しく、かなり点を取られるのではないかということも予想していました。今回の成績は乱打戦をどれだけ制することができるかにかかっていると思っていたのですが、打線は水物と言われているので、これだけ勝ちを重ねられるとは思っていませんでした。  ここまで強いチームになれたのは、一人一人が本気で世界一を目指し、一丸となって相手に立ち向かうことができたことに尽きるのだと思います。それには小久保監督の存在が非常に大きかったのではないかと思います。

 私自身、監督経験のない小久保監督の謎の選手起用、采配には大きな疑問がありました。ファンの多くも勝てば選手を賞賛し、負ければ小久保監督を戦犯扱いする風潮があったのだと思います。そのような厳しい立場に追い込まれながらも矢面に立ち、それでも選手一人一人を気遣う姿に「この監督のためにも世界一に」という機運が、選手たちの間で非常にいい形で高まっていったのだと思います。短期決戦を勝ち抜いていくためには結束力や雰囲気というものが大切で、壮行試合で全くいい結果に恵まれなくても泰然自若とした態度を崩さなかった小久保監督を、選手たちも頼もしく思ったのではないでしょうか。

 ジャパンの選手がこれだけ強くなれたもうひとつの理由は、やはり統一球にあるのだと思います。統一球が導入された年には反発係数が非常に低く、メジャーの公式球よりも弾まないと言われていました。それは今も変わってなくて、ある番組でWBC公式球と、統一球を同じ位置から落としたところ、WBCのボールのほうが遥かに弾んでいました。統一球が導入されてから6年間で、強い打球を打つ技術が多くの選手に身についていったのだと思います。それが今回の世界屈指とも言える強力打線につながっていったのだと思います。

 ただ、アメリカと対戦した時には残念ながら打線が機能したとは言えなかったのだと思います。世界最高の投手が次々と登板し、おそらくメジャー打線でも打ちあぐねたことは間違いないのだと思いますが、ストレートと同じ速さで大きく変化する、いわゆる「動くボール」を初見で打ち崩すということはまず不可能だったのではないかと思います。

   統一球とメジャーのボールの違いは滑る滑らないといった特徴だけではなくて、大きさや山の高さの違いも非常に大きいのではないかと思います。大きくて山の高さが違うことで空気抵抗が非常に大きくなり、変化球の曲がりが大きくなると言われています。メジャーのような滑るボールにすると、ケガをする投手が増えるおそれがあることから、導入には慎重にならざるを得ないのだと思うのですが、大きさや形状を同じにしてもそんなに大きな問題も起きないのではないかと思います。

 東京オリンピック、次のWBCを見据えて、ボールの形状をメジャーのボールに合わせるべきなのだと思います。そうすることでメジャーの投手と同じ様な変化球を投げる投手が多く現れて、そのボールを打つための技術が多くの選手に身に付く可能性は十分にあるのだと思います。是非とも検討していただきたいと思います。

 侍ジャパンの選手の活躍には大いに心を動かされました。今回の大会での活躍は東京オリンピックにも間違いなくつながるのだと思います。初めての金メダルを目指して、更にレベルアップした最強の侍ジャパンが見られると確信しています。

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