fc2ブログ

CM出演とケガや不振

 選手のCM出演とその後のケガや不振にはかなりの相関関係があるのではないかと私は考えています。当然これは科学的に証明することはできませんし、選手にケガや不信はつきものですから偶然やこじつけと考える人もいると思います。また選手批判にもなるので今まで言っていませんでしたが、あえて意見をすることにしました。

 その傾向は相撲界に顕著で、私の知る限り横綱になるまでにCM出演やテレビに頻繁に出演した力士で横綱になった人は一人もいません。意外に思うかもしれませんが、貴乃花や若乃花も大人気であったにもかかわらず、CM出演はしていなかったように記憶しています。最近では遠藤関、逸ノ城 関、照ノ富士関がCM出演していますが、ケガや不振が絶えません。照ノ富士関は本当に強くてCM出演があっても横綱になるのではないかと思っていましたが、CM出演直後に足に大怪我を負って、綱取り挑戦にすら至っていません。

 そのほかの競技でも、フィギュアスケートの浅田真央さん、羽生結弦選手、サッカーの香川真司選手、野球の大谷翔平選手、テニスの錦織圭選手、ゴルフの石川 遼選手、スキージャンプの高梨沙羅選手も不審と言わないまでも成績が落ち始めています。

 人気選手がほかの事で忙しくなりすぎて十分に練習時間が取れなかったり、体調維持の努力がおろそかになったりといったことが考えられるのだと思いますが、それだけでは十分に説明することはできず、人には才能や努力に応じた収入の限度が相対的に決まっていて、その限度を超えた場合、何らかの形で支払わなければならなくなるのではないかと私は考えています。

 この傾向は今に始まったものではなくかなり前から感じていました。ただし、例外の選手もいて、イチロー選手や体操の内村航平選手はCM出演があっても偉大な記録を作り続けています。しかしそれは類まれな才能と、誰にも真似することができない不断の努力で、さまざな試練があってもそれを乗り越えられているだけとも言えるのかもしれません。

 これから平昌オリンピック、W杯、東京オリンピックと、大きな大会に向けて世界を狙える若い力が雲のごとく台頭してきています。その一人一人が十分に力を発揮できるように、周りの人達も、選手が競技に専念できるような環境作りに協力してあげていただきたいと心から願っています。

スポンサーサイト



スポーツと星座

 これは占いと呼ばれるもの全般に言えることだと思うのですが。生まれた日でその人の運勢が決まるということはありえないのだと思います。たとえば、星占いは全人類を12に分けて、全人類の12分の1全員が幸運で、また12分の1全員が不幸に見舞われたということは、人類が始まって以来1日もないのだと思います。また、磯田道史氏によれば、織田信長が占いに根拠がないことを証明するために同じ生年月日の男を探し当てたところ、極めて貧しい男だったという話がありました。(http://medianotoriko.hatenablog.com/entry/2016/10/17/200122)

 私も大学時代の友人で生年月日が同じだった男がいたのですが、まったく違う性格の男で辟易としていました。また、テレビで毎日星座による占いが行われていますが、星座占いというのは星の位置で運勢を占うのだと思いますが、昨日は1位だったのに今日はビリということもちょくちょくあって、一日でそんなに星の位置が変わるということはありえないのだと思います。どう考えてもあみだくじか何かで決めているとしか思えません。全く信じるに足る要素はひとつもないのだと思います。

 しかし、あるとき、占星術というものが世界最古の文明を作ったと言われるシュメール人によって編み出されたものであるということを知って、少し興味を持つようになりました。シュメール人の文明は完成された文明がある日なんの経過もなく突然現れて、それは、優れた都市計画、建築、天文学、社会制度、法律等が現代に近い形で発展していて、法律に至っては、現在のような労働基準法のようなものまであったそうです。

 このような高度な文明が作り上げたものであるならば、シュメール人の占星術は、一定の統計学に基づいて作り上げられた可能性があるのではないかと思い、私の親しい人間の生年月日を調べたところ、私は牡牛座なのですが、友人のほとんどが牡牛座で、山羊座、乙女座の人間ばかりで「地の星座」と呼ばれる星座の人間がほとんどなのでかなり驚きました。

 また、相性が最悪と言われるしし座と水瓶座の人間は全くいなくて、一人水瓶座の先輩がいて、その人間は今でも早く死んで欲しいと思うほど許すことができません。また、好きな芸能人を女性3人、男性3人選んで調べたところ6人中5人が山羊座か乙女座で、一人は牡牛座で全員が「地の星座」だったことに驚きました。また、「HERO」や「救命病棟24時」の脚本家である福田靖氏のドラマが大好きで、相性がいいのではないかと生年月日を調べたところ、やはり山羊座で相性がいいことがわかりました。

 また、twitterで多くの有名人をフォローしていたのですが、どんどん減っていき、残った人で生年月日がわかる人9人のうち8人が「地の星座」で、ここまで来ると100%とは言えないまでも、占星術の相性に関しては統計学的な傾向があると言っていいのではないかと思っています。

 もしかしたら、野球やサッカーでも星座の相性があるのではないかと思っていたところ、ジャイアンツのマイコラスがキャッチャーの小林にぶちきれていたので、ふたりの生年月日を調べてみると、マイコラスが8月23日生まれの乙女座、小林が6月7日のふたご座で最悪の相性でした。また、昔、星野監督が中日の監督だった時に山﨑 武司氏が監督室に椅子を投げたという話があって、ふたりの生年月日を調べたところ、星野監督が1月22日生まれの みずがめ座で、山崎氏が 11月7日 生まれの さそり座ということでやはり相性が最悪でした。また山崎氏はその後楽天に移籍して野村監督のもとで投手の配球を学ぶことでスラッガーとして再生するのですが、野村監督が6月29日生まれの かに座で山崎氏とは最高の相性ということがわかりました。

 また、サッカー日本代表も調べたところハリルホジッチ監督が牡牛座で、直近の代表選の先発メンバー11人のうち大迫、森重、原口が牡牛座、吉田麻也、長友が乙女座、長谷部、久保裕也が山羊座で「地の星座」が11人中7人だったということがわかりました。そして監督と最悪の相性であるしし座と水瓶座は一人もいませんでした。ちなみに長谷部選手が結婚した佐藤ありさは乙女座で相性が最高ということになっています。

 人間の性格というのは環境や努力によって変わっていくものなので100%ということはないのかもしれませんが、星座による相性はある程度の傾向はあると言っていいと私は思っています。スポーツや会社のチームを作る際にも参考にしてもいいように思うのですがどうでしょうか。

マラソン界の大改革を

 東京マラソンで、有力選手が総崩れし、日本人トップは一般出場の高宮佑樹選手の8位で、タイムは2時間10分57秒と、トップと4分以上差がついてしましました。

 2位から4位までは初マラソンの大学生で、実業団や日本陸連とはマラソンではほぼ接点のない選手ということになったのだと思います。

 十種競技日本記録保持者の武井壮氏が、「タイムを目指したトレーニングをするからタイムが上がる」、「遅いタイムでの駆け引きの強さに拘るうちは成長はない」とツイッターで批判をしています。

 いま、マラソンは2時間3分台の戦いが展開されている中で、日本マラソン界は著しく後退しているとしか思えません。そして、五輪の選考は毎回波乱含みで、必ず選手から不満が出る状況がずっと続いています。日本陸連は、マラソン界の後退、不透明な選考基準による混乱の責任を取って、執行部を総入れ替えするくらいの改革が必要なのだと思います。

 また、実業団の指導体制にも大きな問題があると言わざるを得ないと思います。川内優輝選手は実業団には属さない市民ランナーで驚くべき結果を出し続けていますし、川口選手のやり方は、従来からの指導方法を考える上で非常に示唆に富んでいるように思います。

 川内選手は指導者がいない中で、自ら練習のメニューを考え、驚異的なペースで大会に出続けています。陸連はこのような選手に手を差し伸べてサポートをすることで、より高いレベルの選手になった可能性は十分にあったように思います。陸連は本当に金メダルを目指し、活動しているとはどうしても思えません。陸連は一体何を目指しているのでしょうか。

 また、今回初マラソンながら結果を出した青学も、原晋監督が学生の自主性を重んじ、話し合いの中で目標や練習方法を学生自ら決めさせることで、史上最強の駅伝チームを作ることに成功しました。

 一人の指導者がすべてを考え指導することには自ずと限界があって、世界と対抗できる選手を作るためには、選手が自ら考えられる能力を育て、自分にあった練習方法や目標設定がどうしても必要なのだと思います。

 また競技は違いますが、目覚しい活躍を続ける水泳界では、水泳日本復活の鍵として、代表選手が皆仲間意識を持ち、団体競技のような意識の中で、それぞれの選手の成長と成功のために力を合わせていくことで、世界と十分に戦える日本になったと聞いています。

 マラソンも個人競技ですが、代表チームのようなものを選抜し、選手それぞれの意見や練習方法をそれぞれが参考にし、団体競技のような意識の中で、それぞれの実力を伸ばしていけるようなシステムを作ってもいいのではないかと思います。日本のスポーツ界は、個人競技よりも団体競技で力を発揮できるという素晴らしい特徴があります。マラソンもこの素晴らしい特徴を生かさない手はないように思います。

 マラソン競技復活のために、選手個人が自ら考えられるような指導方法と、水泳のように団体競技の要素を加えていくことで、世界と戦える日本になれるよう大胆な改革を是非お願いしたいと思っています。

復古主義のスポーツ界に与える影響

 マインツの武藤選手に対して、マンチェスターUが移籍金20億4300万円を提示したとの報道がありましたが、武藤選手は「マインツで結果を残すことを優先したい」と、移籍の考えのないことを明かしています。

 武藤選手は、プレミアでも間違いなく活躍できる選手だと思いますが、もう少し実力をつけてからという方針は正しいのだと思います。

 レスターに移籍した岡崎選手も、アジア人がオーナーでアジア人の選手も多いチームであっても、常に先発出場が約束されているわけではありません。それがマンUであれば、レギュラーを獲得するには相当な実力や運も必要になってくるのだと思います。


 特にプレミアリーグは日本人にとっては鬼門と呼ばれていて、複数年にわたってリーグで活躍できた日本人はほとんどいないといってよく、香川選手でも適応するのは難しく、すぐにブンデスに戻っています。

 日本人が欧州で活躍できているのは、イタリアとドイツで、スペインには呼ばれることもありません。

 サッカーの質が日本人に合わないということもありますし、日本人の実力が証明できていないということもあるのかもしれませんが、よく見ると、ドイツとイタリアは第二大戦時に同盟国で戦後日本と同じ敗戦国の扱いを受けてきました。それに対して、イギリスはドイツと激しく戦火を交えた国であるということに気づきます。

 戦後、天皇陛下が靖国神社にお参りをしても全く問題になりませんでしたが、A級戦犯が合祀されてからは、東条英機氏が日本のヒットラーと呼ばれていた事から、諸外国から「日本はヒットラーにお参りをする国」というレッテルが貼られています。

 実はこれが日本のスポーツに大きく影響してるのではないかということを以前から感じていました。

 ヒットラーは、オリンピックを国威発揚に利用していた事から、全体主義の国がオリンピックで活躍することに多くの国が拒絶感を示すと言うことは十分に考えられるのだと思います。

 日本は全体主義の国ではありませんが、そのような誤解をしている諸外国の国民は大勢いるのだと思います。

 戦後、平泳ぎで金メダルを獲得した時には、潜水泳法が禁止となり、バサロキックで金メダルを取れば、バサロに制限が加えられえました。スキーのジャンプで金メダルを取った後は、日本人に不利なようにスキーの板の規定が変わり、最近では真央ちゃんをターゲットにしたようなフィギュアの採点方法の変更がありました。そのような例は数え切れない程あります。

 私は日本人ですが、日本人の多くを喜んで戦地に向かわせる役割を持っていた靖国神社を認めることはできません。

 日本人ですら理解をするのが難しい問題を外国の人に理解させるのは不可能なのだと思います。

 第二次大戦の問題は、中国と韓国だけの問題と捉えている人が大勢いますが、ヨーロッパ、そして、パールハーバーでの奇襲に被害者意識を強く持っているアメリカ国民に対しても大きな影を落としている問題であるという意識を持つ必要があるのだと思います。

 どうしても第二次大戦が正しかったと主張したいのであれば、まずは欧米の人々に理解をさせることに全力を上げるべきだと思います。そうした中で、第二次大戦中に日本がしたことは正しかったという国際世論が出来てからそのような主張をすべきだと思います。

 そういった地道な努力を怠って、世界中の人々から怒りを買うようなことは日本人として控えるべきだと思います。

 世界で戦うアスリートたちのためにも、政府はしっかりと手順を踏んで行動していただきたいと思っています。

ドーピングに関して

 AP通信は11日、29歳の若さで9日に亡くなったトミー・ハンソン投手の死因が、薬物の過剰摂取である可能性があると報じました。

 ドーピングに関しては、ロシアが国ぐるみでドーピングを主導していて、オリンピックの出場が危ぶまれています。国ぐるみということならば、陸上競技のみならず、他の競技にも波及するおそれもあって、これからの展開にも注視する必要があるのだと思います。

 ドーピングは、極端にいえばバイクに乗って走るのと一緒で、公平性を著しく欠く行為と言わざるを得ません。それだけでなく、後遺症に苦しんだり、命を失うアスリートも少なくありません。

 そして今回のロシアのように、検査する側とされる側に金銭のやり取りもあるということになれば、スポーツマンシップやオリンピック精神以前に、犯罪のおそれも出てくるのだと思います。

 スポーツには、人々に勇気と希望を与え、世界を平和にする重要な役割があります。

 アスリートの努力が正当に評価されるために、アスリートの命が守られるために、スポーツの無垢な神聖さを守るために、ドーピングをする人、主導する人を厳しく罰していただきたいと思っています。

 

アクセス数

PR

検索フォーム

リンク

QRコード

QR