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岡崎選手と武藤選手

 武藤選手のマインツ移籍が正式に決定しましたが、これが武藤選手にとっても日本代表にとっても大きなプラスになることを強く望んでいます。

 おそらく、武藤選手にとってマインツへの移籍が現状ではベストの選択で、厳しい環境でのプレイが、武藤選手の技術を飛躍的に進化させることが期待できるのではないかと思います。

 ただそれにはひとつ大きな条件があって、岡崎選手がマインツから移籍をしないということが、武藤選手の成長スピードに大きく影響するのではないかと思っています。

 サッカー選手の選手寿命は、決して長くはなく、選手としてのピークの期間は本当に少ないのだと思います。強烈なぶつかり合いや、限界を超えるような運動量の要求、短期間での疲労の回復など、経験による技術の進歩では補えない要素があまりにも多いと言わざるを得ません。岡崎選手も移籍の噂があって、今のピークの時期に、なるべく条件のいいクラブへ移籍することは、これからの人生を考えても本当に大切なことだと思います。

 しかしながら、サッカーはお金よりも大切なことがあるのだと思います。それは、W杯で最高の結果を残すことだと思います。条件のいいクラブに行くことはとても重要ですが、そこでレギュラーとして活躍するためには、実力だけではなく、チームや監督との相性、短期間で結果を出せる運も大きく影響して来るのだと思います。
 今、岡崎選手はマインツの主要選手として必要とされていて、世界最高レベルの一つであるブンデスリーガでのプレイは、岡崎選手のレベルの向上には不足はないと思います。

 また、サッカーは一人では、決して勝つことはできません。世界最高の選手であるロナウド選手をもってしても、ポルトガルを優勝させることはできないのです。

 その意味で、武藤選手とチームメイトになり、ドイツでの成功の仕方を一から教えていくことは、W杯で最高の結果を出す上で、大きなプラスになることは間違いないのだと思います。

 岡崎選手と武藤選手が力を合わせて、マインツがブンデスで優勝できれば、これは、日本代表にとっても大きなプラスになるのだと思います。また、攻撃は守備よりもコンビネーションが極めて重要で、特に日本の攻撃スタイルでは、チームメイトの動きを把握できるかできないかで、結果に大きな差が出てくるのだと思います。たとえマインツで優勝できなくても、日本代表の攻撃の主力が、常に同じチームでプレイをすることができれば、日本代表にとってどれほどメリットがあるか測りしれません。武藤選手にとっても、日本代表にとっても、岡崎選手本人にとっても、マインツでのプレイの継続は、大きなプラスになることは間違いないと思います。

 また、ブンデスでなかなか実力が発揮できない中で、岡崎選手がこれだけ素晴らしいプレイが出来るようになったのは、岡崎選手の強い意志や、たゆまぬ努力の賜物であることは言うまでもありませんが、チャンスをくれたマインツというチームの存在も非常に大きかったのではないかと思います。日本代表を応援する私としても、感謝しても感謝しすぎることはありません。

 どうか、武藤選手と二人で力を合わせて、マインツに恩返しをしていただきたいと思っています。私もできることはないのかもしれませんが、マインツの優勝を心から期待しています。
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苦難を経て名将に

 中畑DeNAが、この時期になっても首位でいるというのは、快挙と言っていいのだと思います。

 はじめは、中畑監督がDeNAの初代監督に就任した時には、このチームは勝つ気がないのか耳を疑いました。

 中畑監督は、2004年のアテネオリンピックで、長嶋監督の代理として采配を振り、銅メダルに輝いていますが、中畑監督でなければ金メダルだった可能性があったのではないかと今でも思っています。

 準決勝でオーストラリアと対戦し、0-1で敗退して銅メダルに終わったのですが、相手投手のジェフ・ウィリアムスから唯一得点できるチャンスのときに、私は、ウィリアムズと対戦経験がある、セ・リーグの右打者を代打に送るべきと思っていたのですが、なんとその時に、同じ阪神の、しかも左打者の藤本敦士選手を代打に送るという大チョンボを犯し、みすみすチャンスを潰して、決勝まで行くことができませんでした。

 その時には、ウィリアムズとの対戦が豊富で、スィッチヒッターで巧打者の木村拓也選手が控えていて、あの時に木村選手が代打に出ていれば、勝負はどうなっていたかわからなかったと思います。

 結果はともあれ、勝負どころを見極め、適切な手を打てなかった時点で、中畑監督は、監督としての優れた資質があるとは言えないと思っていました。

 しかし、中畑監督は現役時代も、決して優れた選手ではなく、ファームで下積み生活を送り、1979年の伝説の『地獄の伊藤キャンプ』を経験することで、王さんの抜けた後のジャイアンツの、中心選手として活躍することができました。

 常勝軍団の中心選手だった中畑監督が、弱小チームを率いて采配を振ることは、想像を絶する苦痛だったと思います。また、2012年12月に最愛の奥様を亡くされて、見た目にもわかるほど憔悴しきった表情で監督としてチームを率いてきた苦悩は、必ず実を結ぶと私は信じてきました。

 中畑監督は、大きな苦難を乗り越えて大事を成す星の下に生まれついているのではないかと、奥様を亡くされたあとから、より強く思うようになっていました。

 中畑監督は、監督としての資質には疑問はありましたが、とにかく人気があって、観客動員を増やしてきた実績があります。これによって強打者の補強が可能になっていったいう功績は間違いなくあるのだと思います。

 そして、選手を育てる卓越した能力、新人の山﨑康晃投手をストッパーにする大胆な選手起用、また、中畑監督には中畑監督にしかできないチーム作りがあって、とにかくベンチの雰囲気がいいこと、そしてゲーム運びも、あの野村監督が褒めてらして、「こういう野球をやっていれば、最後までいくかもしれない。」と野村監督が言われた時には、少し時間はかかりましたが、中畑監督も一流の監督になられたのだなと、本当に嬉しく思いました。

 このまますんなり優勝ということにはならないと思いますが、優勝を目指し、CSも制して、日本一を目指してもらいたいと思います。今年のDeNAならば、決して不可能ではないように思うのですが、どうでしょうか。

今ブンデスに行くべき?

 武藤選手のマインツ移籍が決定したとの報道がありましたが、本人の意思は固まっていないとのことで、まだ確定はしていないようです。

 一日も早く世界のトップリーグでプレイすることは本人にとっても日本代表にとっても重要なことだとは思っていますが、先日足首をテーピングでがっちり固め、膝にも何かを巻き、しかも最も痛いのが腰という姿を見て、マインツ移籍もそんなに急がなくてもいいのかなという気もしてきました。

 ブンデスに行けば、もっと体の大きな選手との激しいコンタクトも増えるでしょうし、満身創痍でのプレイが通用するほどブンデスリーガは甘くないような気がします。

 また、武藤選手は、高校卒業の時点でJリーグ入りを勧められていましたが、敢えて大学に進み、一歩一歩着実に力をつけることで今の実力を身につけたのだと思います。そのようにして歩んできた生き方を、今最も重要な時期に変えてまで、厳しい道に足を踏み入れる必要はないのではないかと思います。来年でも決して遅くはないのではないでしょうか。

 私が最も恐るのは、武藤選手が大きな怪我をしてW杯に出場できなくなることで、そうなるくらいならば、W杯までJリーグでプレイしてもいいと思っています。

 今慌ててドイツに行かなくても、今年一年はFC東京でプレイをして、その間に少しドイツ語を勉強したり、オフにしっかり体を休めて怪我の治療に努めた後で、海外のリーグにチャレンジしても全然遅くないと思います。そのほうが武藤選手らしいと言えるのではないでしょうか。

 FC東京も今いい位置につけてますし、武藤選手も得点王を狙える位置にいます。年間優勝と得点王をお土産に、世界に殴り込むという選択肢もあるように思うのですがどうでしょうか。

平和安全法制について

 平和安全法制に関しては、平和が強調される時ほど危ないと言われていて、第二次大戦前も政府によって声高に平和が叫ばれていたそうです。

 世論調査によって、平和安全法制について理解している人がかなりいることに驚きを隠せません。私はこの法律が成立した場合、日本は何ができて何ができないのか、武力の行使が、具体的にどういった場合に可能になって、どういう場合は従来と変わらないのか全くわかりません。

 結局、状況に応じて政府が判断するということなので、一般の人のみならず、専門家の人であっても正確に把握している人はいないのではないでしょうか。

 日本の行政や法律は、非常に複雑で、そのため行政改革や行政の効率化は難しいのだと思います。それを戦場でも同様に複雑なものにして、しかも政府が決めるとなると、それは事前に政府が決めるのか、事後承認になるのか、事前に決める場合には判断が遅れることで取り返しのつかないことになる可能性もありますし、現場に判断が委ねられた場合には、後から違法行為に問われるということもあるように思います。

 やはり、その場その場で場当たり的に決めるのではなく、事前にすべての可能性を明確にし、判断がつかない新たな状況が生じた場合には、武力行使はできす、新たに法律の改正をするといった形にしないと、自衛隊の方々が安心して任務をこなすことは難しくなるように思います。

 法律が10本もあるので、それを一度に審議をするのではなくて、ひとつひとつ時間を区切って、集中的に審議をしていただきたいと思っています。

 また、自衛隊の方々が、判断をしやすいような単純な条件を明示し、しかも憲法の範囲を逸脱することのない法律を、具体的な事例を明確に示しながら、慎重に審議を進めていただきたいと思っています。

大阪都都構想が否決されて

 大阪都構想が否決されたことを評価しない人が、評価する人よりも多かったという調査結果が出ましたが、これは当然のことなのだと思います。都構想に反対した議員たちは、大阪の放漫財政を積極的に進め、莫大な負債を作った張本人たちで、二重行政の解消に体を張って反対してきた張本人なのだと思います。

 この人たちに任せて二重行政の解消などまず不可能で、大阪の方たちは判断を誤ったのだと思います。

 しかしながら、都構想が実現していれば、大阪の財政は劇的に改善し、行政区が小さくなることで大阪の人々の意見が細かいところまで拾い上げることができて、素晴らしい自治体になることは間違いありませんでしたが、もしもそうなると、参院選で維新の会が劇的に票を伸ばし、憲法改正への道が確実に開かれていたのだと思います。

 大阪の人々は自らの生活を犠牲にし、現憲法を守ってくださって、皮肉ではなく心から感謝したいと思います。

 ただ、橋下市長が退任したあと、放漫財政を進めてきた議員にお墨付きを与えてしまったことで、放漫財政が復活する可能性は極めて高いと言わざるを得ません。

 これから大阪はまた財政危機に陥る可能性があり、もう一度橋下市長の出番が来るのは間違いないのではないでしょうか。

 最初に府知事選に出馬するときも200%ありえないと言って出馬したわけですから、再登板があっても全く問題はないのだと思います。

 大阪の人々は、平和を愛する人たちです。今度はそこを見誤らずに、大阪の大改革を完成さていただきたいと思っています。

 

二酸化炭素さえ減らせば温暖化は止まる?

 今年の5月は異常気象と言っていほど暑い5月になっていて、日本のみならず、温暖化によって、世界各地で被害が頻繁に起こるようになってきました。しかし、その対策が二酸化炭素を減らすだけというは、どうしても納得することができません。

 今年の5月は異常気象と言っていほど暑い5月になっていて、日本のみならず、温暖化によって、世界各地で被害が頻繁に起こるようになってきました。しかし、その対策が二酸化炭素を減らすだけというは、どうしても納得することができません。

 二酸化炭素だけが温暖化の原因で、二酸化炭素さえ出さなければ温暖化が収まるという考え方に、多くの人が疑問を持つことはないのでしょうか。

 温室効果の原因は9割以上水蒸気で、二酸化炭素の影響は数パーセントしかなく、その二酸化炭素が5倍とか10倍になっているわけではないのだと思います。そして、温暖化の原因は温室効果だけではなく、様々な要因であって、二酸化炭素は、温暖化の一つの原因の数パーセントで、それが少し増えているという状況なのだと思います。それがこの世界規模の温暖化原因の全てであるとする考え方は、あまりにも偏った考え方と言わざるを得ないのではないでしょうか。

 今の温暖化の状況を見てみると、赤道あたりの海水の温度が異常に上昇していて、それが地球の温暖化に大きく影響しているのは間違いないと思います。そして、海水温が上昇することによって、温室効果の9割以上の原因を占める水蒸気量が増えていることは間違いない事実なのだと思います。これは、二酸化炭素の増加よりもはるかに深刻であると言わざるを得ません。

 海には、熱しにくく冷めにくいという性質があって、赤道あたりの海水温が夏の間に上昇して、海洋を一回りしても十分に冷めずに、赤道付近で更に温められていくといったサイクルになっているならば、そこに水蒸気量の増加に伴う温室効果が加わると、二酸化炭素量の増減に関わらず、海水温が毎年上昇し続けるということにもなりかねません。

 二酸化炭素を減らすよりも、赤道あたりの深層水を組み上げて海表に流すなどして、人工的に海水温を下げる方が、地球の温暖化の抑止には遥かに効果が高いように思います。ただ、海は余りにも広いので、焼け石に水にもならない可能性があり、この傾向を止めることはもう無理なのかもしれません。

 そうであるならば、気温の上昇に伴う様々な災害に対する対処療法的な準備に力を入れる以外ないような気がします。ダムの建築や、浸水を防ぐための地下空洞の建設など、日本の技術も役に立つことも多いように思います。ちょっと荒唐無稽かもしれませんが、増えすぎた水を、乾燥している国に運ぶようなパイプラインの建設なども、できれば素晴らしいのではないかと思います。

 今、先進国が減らしきれなかった二酸化炭素の分を他国から買い取る仕組みがありますが、これを撤廃して、減らしきれなった分を単なる罰金とし、集めたお金を、温暖化によって被害が起きそうな国の防災設備の建設に当てるような仕組みに変えていくことが、どうしても必要なのではないでしょうか。

 温暖化ビジネスと言われて久しいですが、そこに日本も加われる、大きなビジネスチャンスにも繋がるように思うのですが、どうでしょうか。
 

武藤選手の強靭な精神力

 武藤選手のマインツ移籍が決まり、今しかサインを貰えないと思ったので、先日FC東京のグランドに武藤選手にサインをもらいに行きました。

 武藤選手は本当に疲れた様子で、両足首はテーピングでガチガチに固定し、膝には何かを巻いていました。その二日前には2得点していましたが、足ではなく腰痛がひどいとのことでした。

 武藤選手は、非常にフィジカルが強い選手だと思っていましたが、体だけではなく、どんなに痛くても、体が思うように動かなくても、誰よりも多く、誰よりも速く走り、攻守に渡って決して手を抜かない、強靭な精神力の持ち主であることがわかって、心の底から感動を覚えました。また、武藤選手はいつも笑顔で爽やかなのに、元気のない姿や、怪我の姿を見せてくれたことは、サポーターの前では素直な姿を見せられるということで、サポーターを心から信頼してくれているように感じました。

 代表合宿では、練習に参加しない予定が、練習に参加して怪我を負いましたが、かつて中田英寿さんが、「たとえ練習であっても怪我を恐れず全力を出し切るということを世界のトップの選手は常に行っていて、世界で戦うためにはそれは最低限必要なことだ」といった意味のことを言われていたように思います。その意味では、武藤選手は間違いなく世界で戦える選手なのだと思います。

 しかし、どんなに強靭な精神力があっても、体が壊れてしまえばプレイはできませんし、たとえプレイができても世界で戦えるクオリティが維持できるのか、とても心配です。そう考えると、世界で戦いながら、48歳になっても現役で活躍されているカズ選手の偉大さを改めて感じます。

 もしも武藤選手が、怪我でワールドカップに出場できないとなると、決勝トーナメントに進出することは、本当に難しくなると思います。

 武藤選手のブンデスリーガでの活躍と、大きな怪我を絶対にしないことを祈らずにはいられません。ドイツの医学にも期待したいと思っています。

 

NPT再検討会議が、最悪の結末に

 核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、決裂という最悪の結果となりましたが、本当に残念です。核兵器の廃絶というのは難しいのかもしれませんが、今よりも一歩進んだ形で、核兵器がなくなっていく方向性だけでも示していただきたかったと思います。

 中国が加盟国の広島長崎訪問に反対したのは、全く理解できませんが、十数カ国が反対に回ったというのも気にかかります。韓国はこの提案に賛成だったので一概には言えませんが、今の安倍政権の第二次対戦を肯定するような言動が影響している可能性もあるのだと思います。

 日本は唯一の被爆国であり、チェルノブイリに並ぶほどの原発事故を起こしておきながら、原子力発電を維持し、更に世界に広めようと積極的に行動しています。

 原子力発電は表の顔で、裏には核兵器の製造があります。原発が安いということはありえず、日本が地震や津波が他国よりも頻繁に起きる国であるにも関わらず、原発にこだわる最も大きな理由が、核兵器の製造にあるのだと思います。その証拠に、高速増殖炉もんじゅは、一度も稼働していないのに頻繁に事故を起こし、誰も目にも欠陥施設であることが明らかで、いま廃炉にしたほうが安くつくという調査結果が出たにも関わらず、廃炉にしないのは、この施設を廃炉にすると、核兵器の製造が不可能になるからとしか考えられません。

 唯一の被爆国で、最も強く核兵器の廃絶を訴えるべき立場にある日本が、前大戦を肯定し、核兵器の自国製造を目論んでいることが、NPTがうまく進まないひとつの要因になっているように思えてなりません。

 平和と核廃絶は一体なのだと思います。一方では核廃絶を主張し、一方では核兵器を製造したいということでは、核兵器の廃絶どころか、核兵器の拡大、拡散を自ら進めてしまう結果になってしまうのではないでしょうか。

トリプルアクセルの点数の適正化

 浅田選手が復帰したのは日本のアスリート界にとってとても喜ばしいことだと思いますが、浅田選手の代名詞とも言うべきトリプルアクセルが、その難易度やリスクに対して余りにも点数が低いのではないかと思います。

 トリプルアクセルの点数が不合理であるという理由は、大きく二つあるのだと思います。

 まず一つ目は、女子の点数と男子の点数のつけ方が同じという点です。男子にとってトリプルアクセルは、大会に出場できる選手ならば普通にできるジャンプで、ある意味標準装備と言っていいのだと思いますが、女子にとっては選ばれた選手にしかできないスペシャルなジャンプで、今のところ世界で一人か二人、一人もできない期間も少なくありません。標準装備と奇跡とも言うべきジャンプが同じ点数というのはありえないのだと思います。

 もう一つは、その難度に応じて点数が決まるというのであれば、多くの選手ができるトリプルルッツ・トリプルトゥーループよりも点数が低いというのは、不合理であると言わざるを得ないのではないでしょうか。素人目にもトリプルアクセルは、非常に難しい技であるということが一目瞭然なのですから、採点をする人たちは、私たち素人よりもその凄さが実感としてわかるはずです。私としては、トリプルアクセルは、トリプルルッツ・トリプルループくらい付けてもいいと思うのですが、少なくともトリプルルッツ・トリプルトゥーループの点数である10.1点は付ける必要があるように思います。これは、男子におけるクワトロトゥーループにも言えることで、少なくとも、トリプルアクセル・トリプルトゥーループの12.6をつけるべきだと思います。

 浅田選手が次のオリンピックに出場できるかどうかで、日本スケート連盟のみならず、国際スケート連盟にとっても大きな影響があるのだと思います。スケート界だけではなく、平昌オリンピック自体の成否にも大きく関わってくるのだと思います。また、協賛のスポンサー、特に日本の企業は、浅田選手が出場するか否かによって、広告効果に大きな差が出てくることは間違いありません。

 今はトゥクタミシェワ選手もトリプルアクセルを跳ぶので、日本スケート連盟は、ロシアのスケート連盟、協賛のスポンサー、JOCと共に、国際スケート連盟や、IOCに対して、女子におけるトリプルアクセルの点数が、客観的に適正になるように働きかけるべきだと思います。

 それと、平昌では、日本選手に対する様々な嫌がらせがあると予想されますが、今回そのような嫌がらせがあった場合には、韓国におけるすべてのスポーツ競技の開催資格を一定期間剥奪していただきたいと思います。日本の選手を守るためにJOCと政府が一丸となって、IOCや、FIFAなどに働きかけていただきたいと思っています。

「イスラム国」人質事件で誤りなし

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)による日本人人質事件の政府対応を検証する政府の「邦人殺害テロ事件対応検証委員会」が21日、報告書をまとめ公表し、政府の対応に誤りはなかったという結論に至りました。

 安倍政権は、国民の生命、財産を守るということを事あるごとに口にしてきましたが、結局国民の命よりも自らの悲願である外交や安全保障のためにおふたりの命を犠牲にしたと言えるのだと思います。

 最初から助ける気はなく、外交や安全保障法制には一定の効果があったという意味では「誤り」なはく、確実におふたりの命が奪われるように常に適切な手を打ってきたということなのだと思います。

 もしも、おふたりを助ける気があったのならば、人質解放に成功してきたフランスを始めとする諸外国に習って、交渉をトルコに頼み、トルコに身代金を払ってもらって、後から経済支援という形でお金を支払えば、国際的には、何の問題もなかったのだと思います。

 そのような方策は、テレビでも報道されていたわけですから、当然政府も知っていたのだと思いますが、そのような手段を取らなかった時点で、おふたりを見殺しにすることは決まっていたのだと思います。

 身代金を要求された人質事件で、身代金の支払いを拒否して人質が殺害された国が、アメリカとイギリスしかなかったので、その仲間入りができて安倍総理もさぞ誇らしかったと思います。

 安部総理は、「領土を守るために血を流すのです」ということを公言してはばからない人です。このままいけば、自衛隊の活動が世界に広がり、戦死者も少なからず出ることで、自衛隊員の募集が困難を極めることとなるのだと思います。このままでは日本の防衛に支障をきたすという理由で、憲法18条をなんのプロセスもなしに閣議決定だけで解釈を変えて、徴兵制を復活させるという可能性は、決してゼロではないのだと思います。

 そして。「お国のために死んでください。戦死した場合には、靖国に祀って神様にしてあげます。そして私が毎年お参りしてあげます。」と言ってくださるのではないでしょうか。
 

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