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18歳以上に引き下げられる選挙権と政治教育

 これは私の知り合いから聞いた話なのですが、その知り合いの友人に経団連の人がいて、その人が、「雑誌で流行を作り、多くのアルバイトの口を増やして、学生に勉強をさせないことで、政治に興味を抱かせないようにする。」といったことを言っていたそうです。

 この手法は、まさに功を奏して、若者に政治の事を訊いても何もわかりませんし、政治の話を少しするだけで、怒り出す若者も少なくないように思います。

 「ゆとり教育」もその一環だったように思います。

 これから選挙権が18歳以上になりますが、政治教育の必要性が訴えられています。18歳以上の選挙権を認めている国は意外と多く、政治的中立性を保ちながら、しっかりと政治教育をしていると聞いています。

 日本では、共産党の教員も多いので、そのような教育がなされることがないように十分に気をつけていくべきだと思います。その上で、中立性の保たれた政治教育の中で、国民の権利は、しっかりと主張しなければ権力によって簡単に奪われること、権力側と統治される側の利益は対立関係にあること、今は若者の数が圧倒的に少ない上に投票率が低いので、老人のためだけの政治が行われていること、今の老人は若い頃から選挙に行っていたために、政治的に非常に恵まれていることなど、若者たちが興味を持てるよう、そして日本のためになるような内容をしっかり教えていただきたいと思います。

 最も大切なことは、権力を監視すべきであるといいうこと、安易に権力に迎合すれば、権利や財産だけでなく、命まで簡単に奪われるということを若い人たちには理解していただきたいと心から望んでいます。残念ながら、命を奪われるのは若い人たちだけなのです。

 アメリカの例を見ても、イラク戦争の時には、ほぼ100%の国民が戦争に賛成をしましたが、結局国際法的に合法的な戦争であるための大量破壊兵器は存在せずに、多くの兵士が命を失いました。皮肉なことに、フセイン政権を倒し、イラクの人を救うはずの戦争で、アメリカ人が殺したイラク人の数が、フセインによって虐殺された人数を圧倒的に上回ってしまいました。結局イラク戦争でもたらされたものは、年間73兆円もの防衛費と、イラクの内戦から発生したISという、強力に組織化された巨大テロリスト集団だけと言っていいのだと思います。

 権力に手放しで迎合すれば、このような恐ろしい結果が待ち受けているという典型的な例なのだと思います。その全ての尻拭いは、戦争に賛成した国民に回ってきます。

 若者たちが、政治をしっかりと学んで、アメリカのような悲劇を日本が経験しないように、しっかりと政治を監視できるよう、政治に興味を持って勉強をしていただきたいと思っています。
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李大浩選手、文句なしシリーズMVP!



  李大浩選手が、 25日の第2戦での決勝2ランをはじめ、前夜の第4戦では決勝打となる先制の適時打など4打点、この日の第5戦でも4回に先制2ランを放ち、MVPに選ばれました。

 第2戦のホームランで、いわゆる「シリーズ男」の予感はありましたが、次の日寝違えてノーヒットに終わり、内川選手につづき、 李大浩選手も離脱ということになれば、さすがのソフトバンクも危ういのではないかと思いましたが、その後も大活躍で、全くの杞憂に終わりました。

 とにかく大舞台での集中力は、日韓戦でも驚異的で、本当に嫌な選手でしたが、これで益々力をつけてしまった感は否めません。

 ソフトバンクにとっては、本当に頼りになる助っ人ですが、侍ジャパンにとっては、とんでもない化け物をさらに強く成長させてしまったのだと思います。

 李大浩選手は、パ・リーグの主な投手とは何度も対決していますし、交流戦でセ・リーグの投手ともほとんど対戦しているのだと思います。そして、ソフトバンクの優れた分析力、工藤監督の投手心理からの攻略法なども身につけてしまっていて、次に韓国と対戦する時にはとんでもない驚異になるのだと思います。

 ソフトバンクは、ペナントレース、CS、日本シリーズと、他の追随を全く許さない圧倒的な力を見せつけて日本一となり、本当に素晴らしかったと思います。

 このまま、ソフトバンク一強の時代が続く予感もしますが、セパ両リーグとも、なんとかソフトバンクの弱点を見つ出し、「ソフトバンク包囲網」を作って対応していただきたいと思います。そして、なんとか次のWBCまでに 李大浩選手を攻略してい欲しいと思います。

 ソフトバンクの選手の方々、工藤監督、関係する全ての皆様、本当におめでとうございます。そしてお疲れ様でした。

 来年も圧倒的な力を見せつけて、ソフトバンクが中心になって、日本のプロ野球のレベルをさらに引き上げていただきたいと思っています。
 

米海軍 入念選定と薄める挑発

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 米海軍が南シナ海のスプラトリー諸島で実施した「航行の自由作戦」は、「公海における航行の自由」という強いメッセージを中国に発信しつつ、「挑発色」を薄めるための細心の注意も払われたています。航行の自由作戦は、米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」が、スービ(渚碧)礁などの12カイリ(約22キロ)内を北から南西へ約5時間、133キロにわたり航行し、挑発行為とならないように、作戦の航行ルートと人工島は入念に選定されたとのことです。

 米中は、経済的に非常に緊密な関係にあって、オバマ政権は不用意に中国に大量の国債を保有されていて、これを一気に売却されると、深刻なデフォルトに陥る可能性は否定できません。

 一方中国は、長くパブルがはじけるのではないかと言われていたものが、とうとうはじけたらしく、成長率が7%切ったことが大きな話題になっていましたが、実際には3%も切っているのではないかと言われています。研究者によっては既にマイナス成長なのではないかと予想している人もいて、かなり追い詰められている可能性があります。

 そう考えると、今回の作戦は半分位は出来レース感があって、長期化するとは言われていても、おそらく予定調和な結果になるような気がします。

 しかし、ここに日本が関わることになると、事態はは一気に緊張感を増してくる可能性があります。防空識別圏の例を見ても、日本にはかなりギリギリのアプローチをしていたのが、アメリカが爆撃機を航行させても中国は全く反応を示しませんでした。

 今回の航行の自由作戦に関しては、両国に任せておけば、時間はかかっても深刻な状況には至らないのではないかと思います。

 アメリカは日本にスプラトリー諸島における哨戒活動に期待しているようですが、それが本当に極東の安定につながるのかを、日米でしっかりと話し合っていただきたいと思います。

 今回の安保法制は、日本の安全保障に米軍がしっかりとコミットしてもらうことが目的で、政府は思いやり予算を減らして自衛隊の行動範囲拡大の予算に回すといったことを画策しているようですが、全くの本末転倒の行動なのだと思います。

 思いやり予算は、今までアメリカにロシアと北朝鮮にだけ対応してもらえばよかったものを、中国にも対応してもらうということで、むしろ増やしてもいいのではないかと思います。対等の関係を望むのであれば、要求するのは地位協定、とくに沖縄における米軍のあり方を問題にすべきなのだと思います。

 暴れん坊のロシアと中国の行動を、日本一国で対応することはできません。アメリカと緊密に連携をとり、何をどうすれば日本の安全保障、極東の安全を維持できるのかを、話し合いを通じて共通認識を組み上げていく必要があるのだと思います。

 極東の安定のためにアメリカのプレゼンスを上げる必要があっても、アメリカの防衛費が足りないというのであれば、日本がある程度肩代わりをしてもいいのではないかと思います。

 ロシア、中国、アメリカのパワーバランスが崩れることがないように、ベストの安全保障体系を作り上げていただきたいと思っています。

 
 

沖縄だけに基地が集中する危険性を認識すべき

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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府は27日、翁長雄志知事に代わって国が埋め立てを承認する「代執行」に踏み切ることを決めました。

 森本敏元防衛大臣は、米国の能力から言って、基地は辺野古である必要はないが、政治的に他の地域では反対が多くて無理だったといったことを発言しています。

 沖縄では、県知事、市長、地方選挙とすべての選挙で辺野古移設反対派が勝利しているにも関わらず、その民意は一切介さずに辺野古の基地建設を進めようとしています。

 沖縄は、唯一米軍による上陸作戦が行われ、集団自決も含めて多くの県民が命を失いました。そして、戦後も多くの土地を米軍に強制的に提供させられ、長く米軍の統治下にありました。それでもまだ、沖縄に全てを押し付けようとするのは、人間として、同じ日本人として申し訳ないと思わないのでしょうか。

 そして、沖縄は戦争の記憶が他の地域よりもはっきりと残っていて、反対運動が非常に盛んな地域なのだと思います。本当に他の地域のほうが、沖縄より反対が激しいのか大きな疑問が残ります。

 他の地域は、1945年に戦争ははっきり終わっていて、戦後70年が経ち、その記憶の多くは忘れ去られています。また、日米同盟の必要性というものを、沖縄の方たちよりも認識している人がはるかに多いのは間違いないと思います。

 また、私自身、横田基地の近くに住み、元の立川基地にも近い場所に住んでいますが、基地に対する悪いイメージは一切なく、日米同盟のため、沖縄の負担を減らすために立川基地を復活させますと言われても、絶対に反対運動はしません。

 例えば、山口県の岩国の基地で沖縄の肩代わりをするということになった場合に、地元の人は反対するかもしれませんが、安部総理が大好きな山口県民の多くが、県を上げて反対をするということはおそらくないのではないかと思います。江戸末期に、日本を守るために多くの外国と対峙した、長州の誇りもあるのではないかと思います。

 第二次世界大戦で、多くの悲惨を味わい、戦後も長く米軍の統治下にあり、県を上げて辺野古移設に反対している沖縄の美しい海に、新しい基地を造るということは、人道的にも、効率を考えても、それがベストとはどうしても思えません。

 もしも、自分の地域に基地ができることに反対する人がいるのならば、その人は、日米同盟の重要性とか、金輪際口にしないでいただきたいと思います。沖縄ばかりにきちが集中することは、沖縄が攻撃されれば日米同盟が機能しなくなる可能性もあります。

 沖縄の方々の負担を軽減し、日米同盟で日本をしっかりと守るために、日本中が協力するべきなのではないでしょうか。

 

東住吉女児焼死再審 両元被告、20年ぶり釈放 



 東住吉女児焼死再審については、被告側の主張が認められたことは、本当に素晴らしいことだと思います。警察による自白の強要や、証拠捏造によって、濡れ衣を着せらている人がまだ数多くいらっしゃる可能性があるので、「疑わしきは被告人の利益に」という原則に照らして、無罪を主張する被告の裁判に提出された証拠の検証と、取り調べの可視化を積極的に進めていくべきだと思います。

 取り調べの可視化を進められないのならば、自白の信ぴょう性というものは、裁判でも重要視してはならないのだと思います。ここまで多くの事件で、検察、警察に自白の強要があるということになると、裁判でも、自白の強要があることを前提に審理を進めざるを得ないのだと思います。逆に言えば、十分な証拠がなかったとしても、取り調べの可視化によって、正当な取り調べの中での自供は、今まで以上に有罪の決め手として重要視できるようになるとも考えられるのだと思います。

 また、警察による証拠の捏造は、冤罪事件では必ずあって、このような無罪の人を落として入れる証拠の捏造に関して、警察官や検察官が全く罪に問われないということが、このような非人道的な行為を助長してることは、動かすことのできない真実なのだと思います。

 科学的な検証によって、証拠の捏造が確定した場合には、刑事事件として、警察官や検察官を罪に問える法律を一刻も早く制定すべきなのだと思います。

 ここでも、公務員の無誤謬性神話が多くの悲劇を生んでいることは否定できないので、公務員に対しても、性悪説に基づいた法体系を作り直す必要があるのだと思います。

 しかしながら、今回の事件には、大きな疑問がいくつか残っているのだと思います。

 まずひとつめには、なぜ子供に1500万円もの生命保険をかけていたのか、私には理解できません。父親が死亡した場合には、残されたものは生活することが困難になるので、父親が生命保険に加入することは当然だと思うのですが、子供が死亡した場合には、ちょっと不謹慎ですが、お金はむしろ必要なくなるので、生命保険に加入する理由が見つかりません。

 自分の子供が先に死んだ場合に、母親が受取人になるということは、子供がどのような死に方をしても、間違いなく殺人を疑われるのだと思います。子供が亡くなるだけでも精神的には生きていけないくらいのショックを受ける上に、殺人の疑いをかけられるようなことをする動機が私には想像すらできません。

 女の子に生命保険をかけるのであれば、当然男の子にも母親にも生命保険がかけられてしかるべきだと思うのですが、実際はどうだったのでしょうか。

 もう一つは、自然発火だから殺人ではないというのは、不十分な可能性も否定できないのだと思います。父親が所有していた車は、ガソリンを満タンにしてエンジンをかけると、ガソリンが漏れる欠陥があったということですが、父親はそのことに全く気が付いていなかったのでしょうか。

 また、燃料タンクの蓋が十分に閉まっていなかったということですが、父親がわざと蓋を緩めていた可能性はないのでしょうか。

 自然発火の可能性が高まることで、検察の強要による自供はすべて否定はされますが、だからと言って、それで殺人がなかったという結論に結びつけるのは、少し短絡的すぎるように思います。

 自然発火による殺人の可能性も視野に入れて、そのようなことは全く可能性がないということも、しっかりと明らかにしていただきたいと思います。

金本新監督



  金本新監督については、指導経験がほとんどないということで、未知数な部分が多いとは思うのですが、自身がトリプルスリーも達成されていますし、連続試合数の大記録もあり、怪我をしない体作り、またシーズン中の効果的な疲労の取り方など、シーズンの終盤で大失速する阪神にとって、全体的な選手の能力アップが期待できるのだと思います。

 また、プロ野球選手の中で、早い時期から本格的なウェイトトレーニングを取り入れた選手であったこともあり、正しい食事とトレーニングによって、全体的なパワーアップも大いに期待できるのではないかと思います。

 メジャーリーグと日本のプロ野球の差は、いろいろあると思うのですが、やはり最も大きいのが体の大きさとパワーの差なのだと思います。

 野球は、ほとんどのプレイが速筋によるもので、この速筋を鍛えるにはウェイトトレーニングが最も効果的なのだと思います。練習も長くすれば速筋ではなく遅筋が鍛えられてしまうので、メジャーの練習は非常に激しい練習を短時間で行うことは有名で、イチロー選手も、練習時間は短くても、日本の練習よりも厳しいと発言していました。

 今年、トリプルスリーを達成した柳田悠岐選手は、もともとは線の細いアベレージヒッタータイプの選手でしたが、金本選手のファンで、学生時代に金本選手と同じジムに通い、体重を増やし、パワーをつけることで、アベレージが非常に高いパワーヒッターになることができました。

 今年のドラフト1位の高山 俊選手は、六大学リーグの安打記録を打ち立てましたが、金本監督のもとで体を大きくし、パワーをつければ、柳田選手のようなハイアベレージのパワーヒッターになれる可能性は十分にあるのだと思います。

 ストーブリーグで、今足りない部分の戦力が上手く補強できて、金本選手の指導のもと、選手ひとりひとりが、強靭でパワーアップした体づくりがうまくできれば、来年の阪神は間違いなく優勝争いの中心になるのだと思います。

 グラウンドでの金本監督は、その筋の人のような迫力があってちょっと怖いのですが、金本監督が課す厳しい練習に耐えることができれば、すごい阪神が見られるように思います。ヤクルト、阪神を中心に、パ・リーグに負けない、強くて迫力のあるセ・リーグになることを期待しています。(撮影・清水貴仁)
 

高橋新監督



 高橋監督誕生は、素直に喜ぶことはできません。正直に言って、打者、投手ともに全盛期とは程遠い状態で、代打の切り札高橋選手が監督となることでいなくなり、いぶし銀の井端選手も引退して、勝負強さということで言えば、今年よりも厳しい状況になることは否めません。

 ジャイアンツはただ勝つことだけを求められるのではなく同時に華やかさも求められるので、おそらくスター野手が優先的に補強されるのだと思いますが、他球団で活躍した選手がジャイアンツに入団して額面通りの働きをすることはあまり期待できず、その選手がチームに上手く溶け込めるかどうかもわかりません。

 ジャイアンツは、年棒ほど選手に恵まれたチームではなく、大物選手が多い分チームをまとめることも難しく、しかも大物選手であればあるほど怪我で離脱する可能性が高いのだと思います。

 名監督である原監督ですら強いチームを作るのには相当な苦労をされていたので、指導者経験がほとんどないといっていい高橋監督ではジャイアンツの舵取りは非常に難しいのだと思います。

 攻撃陣がうまく機能しないことを前提にして、まずは投手力を強化することと、徹底した相手チームの分析、ジャイアンツに長く続く伝統には縛られない、勇気ある独自の采配に期待したいと思います。

中谷防衛相の火に油を注ぐような物言い

 ソウルで20日に行われた日韓防衛相会談で、朝鮮半島有事の際、自衛隊の活動許容範囲に北朝鮮が含まれるかどうかで日韓の見解が分かれ、中谷元防衛相は、「自衛隊の韓国入りには韓国の同意を得る」ことを確認した一方で、「北での活動にも韓国の同意が必要」とした韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相の主張に対し、「韓国の有効支配が及んでいる範囲は軍事境界線の南側だ」と答えました。

 実際には日本はアメリカの後方支援を行うだけで、北朝鮮に入ることはありえないのに、なぜ中谷大臣はいつも起こりえないことをさもありそうな口ぶりで答えてしまうのか、ちょっと馬鹿なんじゃないかと思います。

 こんな人間が防衛大臣をやって、日本を守り、自衛隊員が任務中も命を落とさないように最善の策がとられるとはどうしても思えません。

 また、朝鮮有事では、日本が米軍を後方で支援するというということですが、結局は韓国を守るために自衛隊の方々が命をかけて戦場に派遣されるわけですから、韓国からの要請がなければ、たとえ米軍の後方支援であっても、それは断るべきだと思います。

 自衛隊員の方々が殉職されたり、場合によっては、日本の本土も攻撃の対象にならないという保証は一切ないわけですから、韓国からの要請は絶対に必要だと思います。

 自衛隊員の方々が命を落としたり、日本が攻撃されても、韓国から感謝されないどころか、文句を言われる可能性もあります。中谷大臣も馬鹿じゃないんですから、四角四面の答えをするのではなく、たとえ法的にはそうであっても、黙っていれば済むこともあるのだと思います。

 私自身、こんなふうに感情的に人を非難することは、理性的な人間がすることではないと常に思い、主張もしてきましたが、中谷大臣の物言いは、腹に据えかねるものがあります。日本国内ならばいざ知らず、外国相手でも、今の段階で絶対にありえないことを、その可能性を肯定し、相手の神経を逆なでするような物言いをするメリットを明らかにしていただきたいと思います。

 朝鮮有事は、自衛隊員のみならず、私たち国民の命もかかっています。特に私は、横田基地の近くに住んでいて、横田基地は朝鮮戦争における国連軍の後方司令部も置かれているわけですから、攻撃される可能性は十分にありえるのだと思います。

 いくら韓国のためには戦いたくないと思っていても、日米同盟を機能させるためには、どうしても日本は後方支援という形で、朝鮮有事には関わらなくてはなりません。

 そうであるならば、韓国が日本に対して率直に感謝できる環境を作るべきだと思いますし、それでも韓国が迷惑というのであれば、日米ともに朝鮮有事では動かないこともありうるということを、韓国の人たちにも、理解してもらう必要があるのではないでしょうか。
 
 

自民・船田憲法改正本部長、事実上更迭へ

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 自民党は22日、船田元憲法改正推進本部長を交代させる方針を固めたの報道がありました。後任の本部長には、森英介元法相を充てる方針で、23日の総務会で正式に決定するとのことです。今回の安保法制で支持率を下げたことから、憲法改正には踏み切らないのではないかということが言われていますが、憲法改正のための動きは着々と進んでいるように思います。

 次回の参院選で自公、もしくは改憲を進める政党も合わせて3分の2以上の議席を占めれば、確実に憲法改正に踏み切ると私は予想しています。

 いきなり憲法9条の改正はありませんが、憲法96条が改正のターゲットとなることは間違いないのだと思います。今まで、日本の軍国主義を復活させないための歯止めとして、いくつものロックがかけられていましたが、次々とそのロックが外されて、96条が改正されると、ロックは国民投票だけとなって、憲法のあらゆる条項が、今よりも簡単に改正できるようになってしまいます。

 憲法9条のみならず、安全保障の名のもとに、ありとあらゆる国民の権利が、権力によって奪われていく可能性は否定できません。国民投票でそれらが止められるのかどうかは私にはまったくわかりません。私の考えとは真逆の人が想像以上に多いことから、国民の権利に関する憲法の内容であっても、次々と変えられてしまうことも可能性がないとは言えないのだと思います。

 次の参院選の争点は憲法改正にして欲しいと思います。実際に自公が大敗を喫するということがなければ、憲法96条が変えられてしまう可能性が高いと言わざるを得ないのだと思います。

 はっきり言って、民主党を中心とした政権に交替するということは絶対にあってはならないと思いますが、次の参議院選挙で自公が大敗したからといって、政権が代わることはありません。

 何か自分たちは、国民の意見などすべて無視してなんでもできると勘違いし、慢心しきっている自公政権に対して、お灸をすえる必要があるのだと思います。

 今回の安保法制の流れからの憲法改正は、絶対にあってはならないのだと思います。是非とも次回の選挙の争点を憲法改正にして、慢心しきった自公に対して、NOを突きつける選挙にしていただきたいと思っています。

野球賭博問題



 今回、ジャイアンツの選手3人が野球賭博に関わっていたということが明らかになりましたが、これだけの人数で済むとはどうしても思えません。

 胴元が確実に勝つためには、全てのチームの一軍の投手が関わっていなければならず、それをしない理由が見つかりません。ジャイアンツのような12球団の中で最も厳しい球団で、3人も賭博に関わっていて、他チームは一人も関わっていないという方が、極めて考えにくいように思います。

 今回、球団に取立てに行ったというのは、他に賭博に関わっている選手に対して、足抜けしたらこうなるという見せしめのためだったということが言われていますが、取立てに行った人間も、賭博容疑で逮捕される危険を冒していることを考えると、その可能性は極めて高いのだと思います。

 そして、他球団の選手が関わっていることは、野球関係者、マスコミも薄々気づいていて、他球団でも調査をすれば、次々と容疑者が浮かびあがり、八百長があったことも公になって、「第二の黒い霧事件」になることが予想されるのだと思います。そうなれば、野球人気の凋落を招き、オリンピック競技への昇格も見送られることになることは間違いないのだと思います。

 多くの関係者が、間違いなく大問題になることを知っていて、敢えて他球団の調査を避けているように思えてなりません。

 今、暴力団撲滅を掲げ、警察の方々も命をかけて取締をしている時に、反社会勢力の資金調達につながる野球賭博に対して、徹底した調査をしないということはあってはならないのだと思います。

 野球賭博がジャイアンツにだけ限った事とはどうしても思えません。ここで徹底的に膿を出さなければ、密かに同じことがずっと繰り返される可能性は否定できません。

 すべてが公になる影響は甚大であることは間違いありませんが、ここで黙ってしまえば、反社会勢力の思う壺になってしまいます。

 シーズンが終わってオフの期間になってからでも構わないので、徹底した調査をお願いしたいと思っています。

 

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