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浅田真央選手が3位になって世代交代?

 浅田真央選手がNHK杯で3位になり、世代交代かと言われていますが、全くそんなことはないのだと思います。

 今回はショート、フリーともに、誰も挑戦すらしたことがプログラムに挑んだことで3位という結果に終わりましたが、ジャパンオープンと前回の中国大会のショートではほぼ成功しています。

 最高難度のプログラムを二日連続で決めることが難しいだけで、両方を完璧にこなすポテンシャルは十分にあるのだと思います。

 しかしながら、今の段階では、この超難度のプログラムを二つ揃えることはまず不可能なので、コンビネーションのトリプルループをトゥーループにするだけで、難度が一気に下がり、完全に演じきる可能性は一気に高まるのだと思います。

 1年間のブランクがあってここまで来れた事が奇跡なので、平昌までの時間を考えれば、キムヨナ選手の世界最高記録を超えることは十分に可能なのだと思います。

 そうなった時には、誰ひとりとして浅田選手に勝てる人はいなくなるでしょうし、そのようなポテンシャルがあるのは浅田選手だけなのだと思います。

 次のグランプリファイナルまでに、どこまで調子を戻せるかはわかりませんが、世界選手権までには、圧倒的な浅田選手が見られることを期待しています。
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菊池直子被告の無罪判決と裁判員裁判

 菊池直子被告に無罪の判決が下ったとこで、裁判員裁判の判決が軽視されているのではないかという疑問が投げかけられています。

 一般の国民の感覚を司法に反映させるということは非常に大切なことだとは思いますが、それは量刑に関するものであって、この点にあってはもっと一般の人の感覚を尊重すべきだと思います。

 しかしながら、その人が有罪か無罪かということに関しては、高等裁判所以上で精査すべきで、もしも冤罪の場合には、裁判員がその責を問われるべきではないと思います。21世紀になっても未だに冤罪事件は存在します。しっかりと証拠がなければ、たとえ実際に犯人であったとしても有罪にはすべきではなく、そうすることでしか冤罪をなくすことはできません。

 一般の感覚で有罪にできるということになれば、松本サリン事件の河野義行さんは有罪になっていたおそれは否定できません。逆にアメリカでは、O.Jシンプソン氏による殺人が陪審員によって無罪になりかけたこともあります。

 犯人を裁くとうことはとても大切だとは思います。しかし一方で全くの潔白の人に罪を着せないということはそれ以上に大切なことなのだと思います。

 有罪か無罪かということに関しては、司法のプロが責任を持つべきで、裁判員の意見は参考にする程度にとどめるべきだと思います。そうすることで、感覚だけで有罪無罪が決められることが防げて、司法に関しては素人である裁判員に大きな責任を負わせずに済むのではないでしょうか。

 裁判員裁判で冤罪が増えるという自体だけは絶対に避けるべきなのだと思います。

菊池直子被告を無罪にすることで得られるもの

 東京高裁は、1995年の東京都庁爆発物事件で菊地直子被告を逆転無罪としましたが、これからも議論を呼ぶのではないかと思います。

 しかし、オウムが信者に行動させる時に、「なぜこれをするのか」とか、「これは何に使うのか」といったことをいちいち説明する必要がないほど洗脳していて、多くの信者に真実を知らせることでそこから秘密が漏れるおそれを考えると、本当に知らなかったというのはあながち嘘とは言えないのではないかと思います。

 また、長くオウムの取材をされてきた江川紹子さんは、NHKのニュースの中で、「オウムの流れを汲むアレフの信者たちは、自分たちは正しいのに、国家権力から弾圧を受け、白を黒にされてきたという主張をしていて、その人たちに、日本の国家は、オウムの弾圧をしているのではなく、白は白と判断できる国であることが示せたのではないか」といった内容の話をされていました。

 麻原彰晃の影響を受けている信者たちが増えることは、本人たちにとっても不幸である上に、現在も、もう一度アレフによるテロ行為が起こらないとは言い切れない状況にあるのだと思います。今回の判決で、日本の国家がアレフを弾圧しているという主張が崩れることで、一人でも多くの脱会を促すことができれば、騙されている信者の人たちのためだけではなく、日本の治安を考えても、大きなプラスになるのではないかと思います。

 できれば検察は上告することなく、このまま無罪を確定させて、アレフの信者の減少、規模の縮小に役立てていただきたいと思っています。

中立な立場でしかできない国際貢献を

 夕刊紙「ル・モンド」や雑誌「レクスプレス」の東京特派員として活動されているフィリップ・メスメール氏は、日本のテロとの戦いへの関わり方について次のように述べられました。

「日本はそうした軍事介入からは一定の距離を置いたほうが良いと思います。日本はイギリスやフランスなどの西欧諸国と違い、歴史上、中東地域を植民地として支配した過去もありませんし、キリスト教文化圏でもないので、イスラム教とキリスト教の対立の歴史からも離れた立場にある。そうした日本の立場は、これまでも中東との外交で大きな役割を果たしてきました。軍事面で「テロとの戦い」に参加することはそうした独自の立場を失いかねません。
 しかも、日本には憲法9条がある。仮に軍事的な協力を求められても、日本にはそれを断るだけの正当な理由があるのです。私はその意味でも憲法9条は日本にとって貴重な財産であり、そのことを他ならぬ日本人自身がもっと理解する必要があると思います。」

 私も全くの同感です。日本のような経済力があって国際社会において一定の影響力を持ち、キリスト教でもイスラム教でもない中立の立場に立つことができる国は、どちらかに加担すべきではないのだと思います。

 この問題の解決には、軍事力の行使は避けられない一方で、これ以上テロリストを増やさないためのソフトアプローチも非常に大切なのだと思います。

 先進国からISに参加する人たちのことはわかりませんが、貧困からISに参加し、テロリストとなり、多くの人を殺したり殺されたりする人たちが少しでも減るように、日本は全力を尽くすべきだと思います。また、宗教的な対立、憎しみの連鎖で感情的になって、紛争が激化の一途をたどりそうになったときに、中立の立場で冷静な判断ができるように日本も主導的な役割を果たすべきだと思います。

 そのような大切な役割を放棄し、テロとの戦いに直接関与することで、日本を非常に危険な状況に追い込むことは愚の骨頂としか言いようがありません。

 テロリストの勢力がこれ以増大しないように、軍事以外の方面で日本が主導的な役割を果たすことを是非ともお願いしたいと思っています。
http://news.infoseek.co.jp/article/shupure_57244/
 

大阪維新の会の勝利を受けて

  大阪維新の会が、知事、市長とも勝利したのは、橋下徹氏が地方自治から引退したことが大きかったのではないかと思います。

 もともと大阪府民の大部分は大阪都構想に反対ではなかったように思います。当時は、安保法制の審議の真っ只中で、都構想が住民投票で可決されてしまうと、橋下氏の勢いが増し、次の参院選後に一気に憲法改正の流れが強まることをおそれた大阪府民が、反対に回ったのではないかと私は思います。

 今回は、維新が分裂し、大阪維新の会の地方政権の色合いが以前よりも濃くなることで、大阪維新が勝利しても憲法改正の流れには直接影響はないと考えた府民が、以前の放漫経営の府政に戻ることをおそれて維新の会を支持したとも言えるのだと思います。

 しかし、一方では、大阪維新が強かったというよりも、自民党が共産党と組むことで、自民、共産双方の支持を失ったと指摘する人もいますし、何より公明党が中立を決め込んだことが大きかったとも言えるのだと思います。

 松井氏が与党と連携を模索するおおさか維新が、これで次の参院選で勢いを増すということは考え難いのだと思います。もともと大阪の人は平和志向の人が多く、自民党ではなく、以前の公明党やタレント議員が圧勝する地域で、次の参院選では、今回の知事選や市長選とは違った結果になるのではないかと思いますし、期待したいと思っています。

 しかしながら、今回の選挙の結果を受けて、次の参院選の争点は憲法改正にならざるを得なくなったとも言えるのだと思います。自公が苦戦を強いられても、おおさか維新の議員数を加えることで、改憲派が参院で3分の2以上を確保する公算がかなり高まったと言えるのだと思います。

 今回の安保法制で多くの国民が反対したことを受けて、憲法改正には踏み切らないのでないかという空気が流れているような気がしますが、そんなことはないのだと思います。

 いきなり憲法9条の改正ということにはなりませんが、両院で3分の2以上の賛成がなければ憲法改正の発議ができないという96条が改正されるおそれは十分にあるのだと思います。

 これは、ある意味では憲法9条の改正よりも恐ろしくて、国民の権利や、権力を抑制する条項も簡単に改正発議ができるようになってしまうことを意味します。

 そんな憲法の改正が国民投票で通るはずがないと私も信じたいのですが、安全保障の一貫としての憲法の改正ということになると、賛成に回る人もかなり出てくるのではないかと思います。

 特に中国との小競り合いのようなものでも続いた時には、基本的人権に関する条項であっても改正の対象になるおそれは否定できません。

 今の自民党は、現行の憲法を尊重する意識は少しもないように思います。そして、現行の憲法の範疇でも権力の強化に余念がありません。

 憲法が変わってしまえば、戦前の日本に限りなく近い国家になるおそれは否定できないのだと思います。

 今の政府に国家の行く末や、私たちの命を預けられるのか、大切な時に、国家国民のために適切な判断ができるのか、今までの彼らのしてきたことを思い返していただきたいと思います。次の参院選では、権力に対するできる限りの足枷を維持するべきという判断を多くの人にしていただきたいと思っています。

共謀罪の異常な適用範囲

 自民党が制定しようとしている共謀罪は、4年以上の法定刑を定める全ての犯罪について警察が強引に「犯罪に合意した」と見なせば、検挙できるもので、700近い犯罪について、話し合っていなくとも、常に一緒にいるだけで、または目配せしただけで逮捕できるものという話が出ています。

 共謀罪は、テロに関する犯罪だけと思いきや、その適用範囲があまりにも広く、警察の恣意的な運用によっては、まったく罪のない人が、犯罪を犯すことなく逮捕されるおそれもあるとのことです。

 本当に共謀罪を成立させようと思うなら、テロのような凶悪犯罪に限定して、しかもその運用も厳格にする必要があるのだと思います。

 共謀罪が成立しない元凶は、自民党自体がテロを利用して、国民を力で押さえつけようと画策していることにあるのかもしれません。

 自民党の目的は、なんとか日本を戦前の全体主義に戻すことで、ここに来てそのスピードは加速度的に増しているように思います。

 国民の権利というものは、主張し続けなければ簡単に失われていきます。何もかも権力に迎合するという態度をとれば、権力は無限に増長していきます。

 戦前の体制がもたらしたものは、大勢の国民の死と、無条件降伏という屈辱です。日本が独立を保ていること自体奇跡なのだと思います。

 今でさえ日本はプレーキのきかない国になりつつあって、言論に対する圧力も年を追うごとに厳しくなってきているように思います。

 700に近い犯罪に対して共謀罪が適用されるような事態になれば、政府のすることに反対するだけで逮捕されるということもありえることになって、政府のすることに全くブレーキが効かなくなるおそれがあります。

 共謀罪自体成立させてはならないし、もしも成立させざるを得ないということになれば、テロリズムに限定する法律にするべきだと思います。

 与党の慢心は目に余るものがあります。ここで与党にNOを突きつけなければ、大変なことになるような気がしてなりません。

 来年の参議院選挙は、野党が圧勝しても政権が代わるということはないので、与党に対してNOを突きつける機会にする必要があるのではないでしょうか。
http://news.infoseek.co.jp/article/litera_3281/?p=1
 

佐村河内守氏に対する人権侵害について

 「アッコにおまかせ」で佐村河内守氏が聴覚障害がないような形で番組が進行されたことに対して、BPOが同番組に対して人権侵害があったと勧告しましたが、これには大きな疑問を抱かざるを得ません。

 確かに最近の和田さんの発言は、的外れで失礼な発言が多く、もうそろそろ潮時なのではないかと私は思いますが、佐村河内氏は、全く自分が作曲していない曲で多くの人びとを騙し、その行為で多額の収入を得ていた人物です。しかも、聴覚障害に関しては、ゴーストライターだった新垣隆氏が、聴覚障害はなかったのではないかという証言をしています。

 もし本当に聴覚障害があるのであれば、番組や新垣氏に対して名誉毀損の裁判を起こすべきなのですが、実際に裁判に至っていないところを見ると、裁判になったら不都合なことが佐村河内氏にあるのではないかと疑わざるを得ません。

 BPOも表現の自由を守る義務があるのだと思います。もしも番組に勧告するのであれば、佐村河内氏に聴覚障害があるのかどうかを独自に調査した上で勧告すべきで、一方的に佐村河内氏の訴えだけを認めるのは、かなり問題があるのだと思います。

 佐村河内氏、本当に名誉を毀損されたのであれば、裁判を起こして白黒つけるべきだと思います。この件に関して全く嘘をついていないのであれば、今後の人生を生きる上で絶対に必要なことなのではないでしょうか。

一般人の犠牲を顧みないアメリカの行動が、テロを無限に増大させる

 「誤爆の犠牲になった人たちから見れば、有志連合による空爆もテロに当たる」といった報道ステーションの古舘キャスターの発言が、まだ物議を醸していますが、誰になんと言われても怯む必要は全くないのだと思います。

 日本には言論の自由があって、古舘氏が自らの信条を述べる自由も、古舘氏を非難する自由と同じようにあるのだと思います。

 早河洋テレビ朝日会長が安部総理と昵懇であることから、政府の方針と異なる発言をし続けると、番組降板の憂き目に遭うおそれは十分にありますが、そうなった時には、テレ朝の内情を全てぶちまければ済むことなのだと思います。

 古舘氏の主張は絶対に間違っていないのだと思います。敵を壊滅するためには罪のない人たちを巻き込んでいいいという意識が、アメリカ政府にもあるのだと思います。空爆による死者の4人に1人が一般の人というのは常識的に考えてありえないのだと思います。

 そのような一般人を犠牲にしても構わないという意識がテロリストを際限なく生み続け、テロの凄惨さを加速度的に増大させているという因果関係は疑うことはできません。結局中東におけるアメリカの一般人の犠牲を全く省みない軍事行動が、ISというテロリストモンスター集団を生み出してしまったのだと思います。

 アメリカが全く反省をせずに、多くの一般人の犠牲者を出し続ければ、たとえISを壊滅できたとしても、もっと凶悪なテロリスト集団を生み出してしまうのは確実なのだと思います。

 今のISが、最終形態ではないおそれは十分にあるのだと思います。子供を一人一人殺したり、妊婦のお腹を裂くといった行為に至るおそれも十分にあるのだと思います。

 ここでテロの拡大を止める必要があって、それは決して軍事力だけでは達成できるものではないのだと思います。軍事力の行使はどうしても必要だとは思いますが、一般人を犠牲にしても構わないという意識がある限り、テロは無限に拡大し、無限に凄惨さを増していくのだと思います。

 そのことは、しっかりと主張するべきだと思いますし、日本はアメリカのパートナーとして、本当に今のままでいいのかしっかりと話し合いを持つべきなのではないでしょうか。

テロとの戦いで日本にできることは

 ISによるフランス同時多発テロの目的は、ヨーロッパにシリア難民を受け入れさせないという目的もあったのだと思います。

 ISは、ヨーロッパに逃れる難民に対して怒りを爆発させているとともに、「ヨーロッパにイスラム教徒の居場所はない」というブロパガンダが嘘になってしまうことを恐れて、フランスに対してテロを実行したとも言われています。

 日本は、難民を全くと言っていいほど受け入れていないので、強くは言えませんが、もしこれでヨーロッパ各国が難民受け入れを拒否するようなことになれば、テロリストの思うツボとなり、結局テロに屈することになるのだと思います。

 日本は難民に対して、何ができて、何をどうすれば最もこの問題に貢献できるのか、知恵を出していく必要があるのだと思います。

 また、テロとの戦いにあっては、憲法がある以上空爆をしたり、直接陸上戦に加わることはできないので、日本にしかできない貢献の仕方を真剣に考えるべきだと思います。

 日本は、キリスト教の国でもイスラム教の国でもないという利点を最大限生かせる方策をオールジャパンで考えていくべきだと思います。

 まずは、イラクを始め、経済的な理由からISのメンバーになる人たちをできる限り減らすために、インフラ整備や経済的な援助、最も効果的な行動はなんなのか、ニーズを見極めたうえで、的確な手を考えていく必要があるのではないでしょうか。

小久保監督に代わる監督を

 プレミア12で、日本が韓国に逆転負けしましたが、本当に恥ずかしい限りです。

 今回の大会は、日本の球場、日本の統一球を使い、、日本の試合は全てナイトゲーム、それに対して韓国は本当に厳しい日程で、その相手に負けるというのはちょっと考えられないと思います。

 小久保監督の采配には大きな大きな疑問符をつけざるを得ません。大谷投手は中10日で、完封できるペースだったのを則本投手に変えて、しかもこの試合で終わりではないのに9回まで投げさせる必要があったとは思えません。そのあとに松井投手、増井投手を使いましたが、今大会は二人共全く抑えられていなくて、私ならば100%このふたりは使っていないと思います。

 DeNAの垂直に落ちるツーシームが武器の山崎投手は、2イニングをパーフェクトに抑えていたにもかかわらず、全く使っていないのには驚きを隠せません。

 野村監督はかつて「短期決戦は、シーズンと違って調子のいい選手を使わないと勝てない」と言われていましたが、調子の上がらない投手を使い続け、調子のいい投手を使わないというのは、これは監督の資質に致命的な欠陥があるとしか言いようがありません。

 WBCにしても、日本代表の戦いは全て短期決戦であることを考えると、短期決戦の戦いができずに、しかも、他の国にとって不公平とも言えるほど日本に有利な状況で優勝できなかったことは、小久保監督の進退を考えるべきだと思います。

 やはり、日本代表の監督は非常に難しく、経験のない監督で勝てるほど甘くはないのだと思います。

 東京オリンピックで、野球が競技に復活する可能性もあるので、是非とも経験豊かな、調子の悪い選手に対して時には鬼になれる監督を是非とも選び直していいただきたいと思っています。
 

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