2016/10/30
大谷選手が来オフにもメジャー挑戦
大谷選手が来オフにもメジャー挑戦ということが言われていますが、これはかなり信ぴょう性が高いのだと思います。もともと大谷選手はメジャー志向が強く、高校卒業時に複数のメジャー球団から熱心な誘いがあって、実際にメジャーに挑戦することを表明していました。
日本ハムが強行指名をして、球団関係者が大谷選手の自宅を訪ねた時に、最初は本人が直接対応することはありませんでした。
その時に打者と投手の二刀流という提案だけが大きく取り上げられていましたが、実はもう一つ大きな提案があったのではないかと私は考えています。
メジャーの選手になるにはたとえドラフト1位の選手であっても、Aから始まってAA、AAAと段階を踏んでからでなければメジャー選手になることはできません。それが早くて5年はかかると言われていて、それならば5年間、AAAよりもレベルが高いNPBで実力をつけてからメジャーに挑戦したほうがいいのではないかということを様々な資料をもとに説得材料として提案したということが言われています。
メジャー挑戦への決意の硬い大谷選手を翻意させるために、5年後のオフシーズンにポスティングでメジャーに挑戦してもいいという内容が、契約の中に組み込まれていた可能性がかなり高いのではないかと思います。その時に日本一になるかタイトルをとるかという条件があったとしても、今年日本一になったためにそれはクリアーされていることも十分に考えられます。
大谷選手自身はメジャーに挑戦するためにはまだまだ力不足と言っていますが、私はもう十分に力はついていると思いますし、メジャーの野球は挑戦した選手の全てが口を揃えて言っているように、NPBとは全く違う競技であって、メジャーに行ってからでしか学べないことのほうが多いのではないかと思います。
多くの日本人プレイヤーがメジャーに挑戦しましたが、来オフメジャー挑戦ということになれば、これからピークを迎える初めての選手ということになり、実力、ポテンシャル共にNPB史上最高の逸材のメジャー挑戦になるのだと思います。
来年1年間頑張って、コントロールをさらに磨き、スピードだけではなくキレや相手がタイミングを取りにくいフォームなどもできれば身につけて、ノーヒットノーランやいくつかのタイトルを引っ提げて、来オフメジャーに挑戦してもらって、日本の野球のレベルの高さを証明すべく、大暴れしてもらいたいと思っています。