2016/11/30
薬物犯罪撲滅へ
ASKA容疑者が二度目の逮捕ということですが、覚せい剤は脳自体をを変えてしまい、抜け出すことは非常に難しくて、覚せい剤を二度としないということが人生の目的になってしまうと言われています。初犯の場合には実刑にはまずならないのですが、その理由が、刑務所で更に悪い人間に出会う場合があって、更生につながらないということを聞きました。
いま犯罪者が増えて、刑務所も余裕がないということを聞きます。そうであるならば、薬物使用の犯罪専門の更生施設を国が新たに設立して、初犯から実刑にして、薬物の恐ろしさを徹底的に教えながら更生に導くということが、今必要になってきているのではないかと思います。
今の若い人たちはタバコを吸う人が極端に少なくなっていますが、これはタバコを吸うことが無駄であるという意識が強いということもあるのかもしれませんが、ありとあらゆる媒体を使ってタバコの有害性を徹底的に印象づけてきた成果であるとも言えるのだと思います。タバコの有害性を小学校から教えた地域と、そうでない地域では喫煙率に大きな差が出たということを聞いたことがあります。
覚せい剤の恐ろしさを親や学校が徹底的に教え、テレビ、新聞、ネットを通じて徹底的に知らせていくことも非常に重要なのだと思います。
薬物使用は、直接的には人に危害を加える犯罪ということではなく、自分の人生を破壊していしまう犯罪であるという認識を持つ必要があると思います。快楽は一時的なもので、中毒が進めば体中を虫が這うような幻覚に襲われて、その苦しみから逃れるために自殺を試みる人も多いと聞いています。メリットをはるかに凌駕するデメリットがあることを子供のうちから教えることで薬物犯罪は今よりも減らすことが必ずできるはずです。
反社会的勢力の資金源になるという以前に、ひとりひとりの人生を守るために、国を挙げて薬物の犯罪を撲滅していく努力をする必要があるのではないでしょうか。