2017/01/03
これは占いと呼ばれるもの全般に言えることだと思うのですが。生まれた日でその人の運勢が決まるということはありえないのだと思います。たとえば、星占いは全人類を12に分けて、全人類の12分の1全員が幸運で、また12分の1全員が不幸に見舞われたということは、人類が始まって以来1日もないのだと思います。また、磯田道史氏によれば、織田信長が占いに根拠がないことを証明するために同じ生年月日の男を探し当てたところ、極めて貧しい男だったという話がありました。(http://medianotoriko.hatenablog.com/entry/2016/10/17/200122)
私も大学時代の友人で生年月日が同じだった男がいたのですが、まったく違う性格の男で辟易としていました。また、テレビで毎日星座による占いが行われていますが、星座占いというのは星の位置で運勢を占うのだと思いますが、昨日は1位だったのに今日はビリということもちょくちょくあって、一日でそんなに星の位置が変わるということはありえないのだと思います。どう考えてもあみだくじか何かで決めているとしか思えません。全く信じるに足る要素はひとつもないのだと思います。
しかし、あるとき、占星術というものが世界最古の文明を作ったと言われるシュメール人によって編み出されたものであるということを知って、少し興味を持つようになりました。シュメール人の文明は完成された文明がある日なんの経過もなく突然現れて、それは、優れた都市計画、建築、天文学、社会制度、法律等が現代に近い形で発展していて、法律に至っては、現在のような労働基準法のようなものまであったそうです。
このような高度な文明が作り上げたものであるならば、シュメール人の占星術は、一定の統計学に基づいて作り上げられた可能性があるのではないかと思い、私の親しい人間の生年月日を調べたところ、私は牡牛座なのですが、友人のほとんどが牡牛座で、山羊座、乙女座の人間ばかりで「地の星座」と呼ばれる星座の人間がほとんどなのでかなり驚きました。
また、相性が最悪と言われるしし座と水瓶座の人間は全くいなくて、一人水瓶座の先輩がいて、その人間は今でも早く死んで欲しいと思うほど許すことができません。また、好きな芸能人を女性3人、男性3人選んで調べたところ6人中5人が山羊座か乙女座で、一人は牡牛座で全員が「地の星座」だったことに驚きました。また、「HERO」や「救命病棟24時」の脚本家である福田靖氏のドラマが大好きで、相性がいいのではないかと生年月日を調べたところ、やはり山羊座で相性がいいことがわかりました。
また、twitterで多くの有名人をフォローしていたのですが、どんどん減っていき、残った人で生年月日がわかる人9人のうち8人が「地の星座」で、ここまで来ると100%とは言えないまでも、占星術の相性に関しては統計学的な傾向があると言っていいのではないかと思っています。
もしかしたら、野球やサッカーでも星座の相性があるのではないかと思っていたところ、ジャイアンツのマイコラスがキャッチャーの小林にぶちきれていたので、ふたりの生年月日を調べてみると、マイコラスが8月23日生まれの乙女座、小林が6月7日のふたご座で最悪の相性でした。また、昔、星野監督が中日の監督だった時に山﨑 武司氏が監督室に椅子を投げたという話があって、ふたりの生年月日を調べたところ、星野監督が1月22日生まれの みずがめ座で、山崎氏が 11月7日 生まれの さそり座ということでやはり相性が最悪でした。また山崎氏はその後楽天に移籍して野村監督のもとで投手の配球を学ぶことでスラッガーとして再生するのですが、野村監督が6月29日生まれの かに座で山崎氏とは最高の相性ということがわかりました。
また、サッカー日本代表も調べたところハリルホジッチ監督が牡牛座で、直近の代表選の先発メンバー11人のうち大迫、森重、原口が牡牛座、吉田麻也、長友が乙女座、長谷部、久保裕也が山羊座で「地の星座」が11人中7人だったということがわかりました。そして監督と最悪の相性であるしし座と水瓶座は一人もいませんでした。ちなみに長谷部選手が結婚した佐藤ありさは乙女座で相性が最高ということになっています。
人間の性格というのは環境や努力によって変わっていくものなので100%ということはないのかもしれませんが、星座による相性はある程度の傾向はあると言っていいと私は思っています。スポーツや会社のチームを作る際にも参考にしてもいいように思うのですがどうでしょうか。