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JFK暗殺に関する機密文書の公開

 アメリカのケネディ大統領暗殺事件に関する約2900点の機密指定資料が10月27日公開されました。真相が解明されるような新たな事実が見つかったというようなことはなく、残りの文書が公開されたところで真実が明らかになるということはないのかもしれません。

 今回の文書が公開されてもいまだにリー・ハーヴェイ・ オズワルドが犯人であるとの主張が変わらないことから、真実が明らかになることはないように思います。

 当初からオズワルドは犯人ではないのではないかと言われていますが、オズワルドは射撃が非常に下手であったこと、検察が主張する通りの当日の行動は難しいこと、あの時間で3発の弾丸を発射すること自体が無理であること、その弾丸の動きが常識的に考えられないことなどからオズワルドに犯行は不可能と言われていました。

 そして、2008年2月21日、日本テレビで放送された「JFKは俺が撃った。シカゴ刑務所からの爆弾告白」という番組の中で、シカゴ刑務所に服役中のジェイムズ・ファイルズという男が、俺がケネディを撃ったと主張しています。1994年FBIは彼の証言は信用に足るものではないと結論づけましたが果たしてそうなのでしょうか。

 彼はグラシノールの丘からレミントン社製のファイヤーボールというハンドガン式のライフルでケネディ大統領を狙撃し、おそらく自分が発射した弾丸がケネディに致命傷を負わせたのではないかと語っていました。実際に暗殺現場に居合わせた一人が、グラシノールの丘のあたりから炎と白煙が上がるのを見たと証言しています。大きな炎が上がることがファイヤーボールの特徴で、ファイルズの証言とも一致します。番組ではその時白バイ無線が拾った銃声を日本音声研究所に持ち込んで分析を依頼したところ、オズワルドが使用したとされるカルカノの音声波形とは一致せず、ファイヤーボールの後継型の量産型のもの(現在ファイヤーボールの生産は終了しているため)の波形と一致したことが判明しました。

 もしこの裁判が日本で行われていれば、暗殺の凶器がカルカノではないこと、その他の事情を勘案してオズワルドが実行犯であるという判決は間違いなくくだされないのだと思います。そしてファイルズの証言、凶器がファイヤーボールだったということは当局も知りえない真犯人のみが知る事実で、「秘密の暴露」として認定され、自白の信ぴょう性が認められる可能性が高いのではないかと思います。

 様々な陰謀説がささやかれていますが、まずはオズワルドによる単独犯行ではなく犯人がほかにいること、組織的な犯行である可能性が高いということから明らかにされる必要があるのではないでしょうか。
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いじめの認知件数が急増

 2016年度の問題行動調査で、いじめの認知件数が前年度比1.4倍の32万3808件に急増しました。これは、早期発見、早期対処がいじめによる深刻な事態を未然に防ぐ最も効果的な取り組みであるとの認識が広がってのことなのだと思います。

 一方で16年度にいじめを認知した学校は全体の68.3%で、前年度より6.2ポイント上昇しているのに対して、逆に3割強の学校はいじめを1件も認知していないという事実があります。

 いじめによる自殺者が出た学校は必ず一度はいじめはなかったとする報告をしていて、いじめを1件も認知していないとする学校から深刻な事態が発生するのは間違いないのだと思います。

 これらの学校や教育委員会に対しては重点的に調査を進めた上で、校長を交代させる、教育委員会のメンバーを入れ替える、PTAや地域のNPOがしっかりと監視するといったことが徹底される必要があるのだと思います。 

 また、大人がいじめられた場合には、セクハラやパワハラなど法律がしっかりと守る役割を果たしていますが、精神的に脆く未熟な小学生や中学生の人権が法的に守られていないというのは社会の大きな欠陥としか言いようがありません。

 いじめをした場合には、その程度が度を越えていれば刑事責任や賠償責任が発生する可能性があることを学校でも教える機会を持つべきだと思います。道徳や愛国心を説く前に、日本人として最低限守るべき法律の知識は義務教育の中でも教えていくべきで、社会のためにも本人のためにも絶対に必要なことなのだと思います。

 いじめがなくなるということはまずありえませんが、いじめが深刻化しないための教育の実施や体制づくりを徹底していただきたいと思います。

今回の衆院選の結果について

 今回の選挙では希望の党は非常に残念な結果になりましたが、小池都知事には都政に専念してもらって、難しいとは思いますが参院選、次の衆院選で巻き返せるように準備を整えていただきたいと思います。

 安部総理に関してですが、森友加計問題はやはり総理の関与は考えられないのだと思います。もしそのようなことをしていれば、第一次安倍内閣の時にとっくに問題になっているはずです。森友問題に関しては既に検察の捜査が入っているので真実は明らかになると思います。加計問題に関しても、もし加計氏が便宜を要請していれば今回だけではなくて多くの認可で便宜を図ってもらっているはずですが、そのような話は全く出てきません。加戸元愛媛県知事にも自分が安部総理と旧知の仲であることは話しておらず、安部総理と対等の関係でありたいという思いと、安部総理に迷惑をかけてはいけないという思い、そして、安部総理に便宜を図ってもらう必要はないというプライドがあったのだと思います。

 今回自民党圧勝の原因は台風も大きく影響していて、文字通り「お天道様」が見ていたということなのだと思います。

 日本は今安全保障、国際情勢においても厳しい環境に置かれていて、長期政権の安倍総理への国際的な信頼は欠かすことができません。また経済においても、金融緩和の効果が現れ始め、アメリカのように金融緩和が終了しても株価が上昇し続けるというトレンドを作り上げるにはまだまだ時間が必要なのだと思います。今それを成し遂げられるのは残念ながら安部総理以外にないと言わざるを得ません。

 私は、安部総理には三選と言わずそれ以上の長期政権を担っていただきたいと思っています。そのためには、重要法案に関してはしっかりと議論の時間を取って、野党やメディアの主張を積極的に取り入れた修正案にも応じ、強行採決のようなことは絶対に避けるべきだと思います。

 また、憲法改正も国民投票で否決されれば、イギリスのキャメロン前首相のように辞任せざるを得なくなるということもあるので、ギャンブルのようなことは避けるべきだと思います。

 憲法を変えることよりも安部総理が総理であり続けることが、日本の安全保障においてはるかに重要であることを忘れないでいただきたいと思います。

 現在の日本、将来の日本のために、できる限り安部総理が総理であり続けられるように慎重な政権運営をお願いしたいと思っています。

沖縄での米軍ヘリ墜落事故

 先日沖縄県東村でアメリカ軍の輸送ヘリの墜落事故がありましたが、米軍の兵士の方や沖縄の方にけが人が出なくて本当に良かったと思います。

 日本はロシア、中国という世界有数の軍事大国に隣接していて、どちらかだけならまだしも、二国を相手に単独で防衛するということは到底不可能なのだと思います。両国が協力したり、どちらかと交戦状態になった場合、両国が疲弊したところで漁夫の利を狙ってもう一方の国が参戦することが十分にありえることを考慮に入れるべきなのだと思います。そして、北朝鮮の脅威も増す中で日米同盟の重要性は年を追うごとに増しているのだと思います。在日米軍の方々はいざとなれば命をかけて日本を守る覚悟をされている方々なので、日本は感謝しこそすれ、批判をする立場にはないということが日本人の共通の認識であってほしいと私は思います。

 一方で沖縄の方たちからすれば、戦後長きにわたって米軍による占領状態が続き、悲しい事件も数多く有り、本来は日本全土に散在していた海兵隊をすべて沖縄に集めることで、事件の多くが沖縄だけに集中してしまっています。そのことは同じ日本人として許してはなりませんし、そういう沖縄の方々の犠牲の上に日本の安全保障が成り立っているということを絶対に忘れてはならないのだと思います。沖縄の方々を批判し蔑むなどということは以ての外で、絶対にあってはならないのだと思います。

 私自身は横田基地のすぐ近くではありませんが、比較的近い場所に住んでいて、沖縄の負担が減るのならば立川基地を復活させてもいいとずっと主張してきましたが、その気持ちは今も変わりません。ロシア、中国という巨大軍事大国に日本一国で対応しようとするのに比べたら、日米同盟を維持するための負担は微々たるものと言っていいのだと思います。日本人の多くがそういう気持ちになれば沖縄の負担はかなり軽減できるのではないかと思うのですがどうでしょうか。沖縄だけに負担を押し付けて自分たちは負担したくないとしている人たちは愛国者であるとは言えないと思います。

 また、今回の事故でも沖縄の警察が捜査できないというのはやはり理不尽と言わざるを得ないと思います。確かに米軍のヘリには軍事機密もあるでしょうし、それを世界に公開するようなことがあればアメリカの国益を大きく損なうことも十分にありえるのだとは思います。しかし、そのような軍事機密に相当するような内容を全て取り除いた上で、沖縄の警察や消防が検分できる体制は作れるのではないかと思います。

 物事というのは、黒に近い灰色だったり白に近い灰色だったり、場合によっては黒、場合によっては白といった具合に白黒の二つにきれいに分かれることは少ないのではないかと思います。二律背反ということではなくその間や、全く違った発想の中に最適解が存在する場合があって、それを見いだせた時にのみ物事が解決するということがあるのだと思います。

 米軍も頑なに自分たちに都合のいい主張をするのではなく、沖縄の人たちが少しでも納得できる解決策を示すことで現地の人々の米兵に対する意識が変わり、兵士の士気も上がることがあるでしょうし、日米が一枚岩でないことで隙が生じ、ロシアや中国にそこを突かれるといった危険性もあるので、米軍や日米の安全保障のためにも妥協策を講じる必要があるのだと思います。

 ただそれには日本の政府が大所高所から、沖縄の方たちだけのためではなく、沖縄の人々に利益をもたらすことがアメリカの為になるということを粘り強く主張し続けることが必要なのだと思います。第二次大戦後のアメリカの戦争は戦後の占領政策を含めるとすべての戦争に勝利しているとは言い難いのだと思います。それは現地の住民のことを余りにも軽視した地位協定が大きな原因なのではないかと思います。これを改善しない限り、これからも戦後統治に失敗し、第二のアルカイダ、第二のイスラム国を次々と生み出し、多くのアメリカ人の犠牲者をだすおそれが十分にあるのだということを認識すべきなのだと思います。

 日本のため、沖縄のため、アメリカのためにも日米が知恵を出し合いながら、最も効果の高い地位協定を作り上げる必要があるのではないでしょうか。

内田選手に期待

 先日のハイチ戦は格下相手、しかもバジル選手が来日せずエース選手を欠いた相手にドローで終わり、多くの評論家もハリルホジッチ監督自身も最低という評価になりました。

 私自身は、日本はもともと中南米のチームに弱く、今回の試合も想定内ではありました。これは、日本の守備の仕方にも問題があるのだと思います。

 日本は中南米に弱いというよりも、個人技に優れた国に弱く、簡単にドリブルで突破されたり、突破されることなくバイタルエリアまでボールを運ばれたりということがあって、特にJリーグの選手は接触プレイを嫌うので、個人技で一人で突破を仕掛けてくる国に脆さを見せる場合が数多く見られます。

 次の強化試合はブラジルということで個人技の最高峰と言って過言ではない国との試合なので、個人技をどう止めるかについて守備力を試す格好の場になるのだと思います。

 今回は内田篤人選手の招集が見込まれていて、個人技の優れた選手をどう止めるかのお手本を見せてくれると期待しています。内田選手は2012年に行われたブラジルとの強化試合でネイマール選手を完封しています。 

   

 この映像を見ても、やはりまずは相手との距離を詰めること、接触プレイをおそれないこと。相手を削ってでも止めるという殺気にも似た気迫がどうしても必要になるのだと思います。

 ブラジルのような日本が最も苦手とする格上の国に対してフェアプレイだけで勝てると思うのは相手に対しても失礼ですし、考えが甘いとしか言いようがありません。

 相手に怪我をさせてはいけませんが、ギリギリの気迫は見せていただきたいと思います。

 次のブラジル戦もロシアに向けての課題が明確になる試合になることを期待しています。

「隠れトランプ」ならぬ「隠れ百合子」現象

 7月に行われた都議会議員選挙で、小池都知事が代表を務める都民ファーストの会が圧倒的な勝利を収めましたが、その選挙結果を誰も予想することができませんでした。

 都民ファーストの会の支持率は小池都知事が代表になってもそれほど上がらず、選挙期間中に徐々に上がり始めたものの、選挙直前の世論調査でも自民党とほぼ変わりませんでした。

 しかし、蓋を開けてみれば壊滅的とも言うべき破壊力で自民党を圧倒し、大勝利を収めています。これには大きく二つの理由があるのだと思います。

 まずひとつは、世論調査で支持政党を訪ねた場合に公明党と答えた人の多くが都民ファーストの会の候補者に投票したケースがあるのではないかと思います。しかし、都知事選では小池都知事が自民公明両党の推薦候補を圧倒しているため、それよりも大きな要因があったと考えるべきなのだと思います。

 その大きな要因は、小池都知事の支持者は小池都知事と政党の名前が一致するのに時間がかかるのではないかということです。小池都知事の支持率と都民ファーストの支持率には大きな隔たりがあって、選挙直前まで都民ファーストが小池都知事の政党であることを知らなかった、または小池都知事が直前まで自民党員だったために小池都知事イコール自民党と思っていた人もかなりいたことが予想されます。選挙期間中に小池都知事の政党が都民ファーストであるということがわかってきて、選挙当日にわかった人もかなりいたのではないかと思います。

 今回も小池都知事が代表を務める政党が「希望の党」であることがわからない人はかなりいて、「隠れトランプ」ならぬ「隠れ百合子」現象があるのではないかと思います。

 今回は公明党の支持がないこと、また範囲が全国なので小池都知事がすべての選挙区を回ることができないこと、政党名が希望の党になってから間もないことから都議選のような結果にはならないと思いますが、事前の調査に基づいた予測とは違う選挙結果になる可能性はかなり高いのではないかと私は思っています。

 

ニュージーランド戦

 今回は、試合開始直後のニュージーランドの戦い方を見て、結局アジア予選の延長でしかなく、香川選手が感じていたように意味はないのではないかと思っていました。ヨーロッパや南米にも既に予選敗退が決まっている強い国もあるので、そういった国との試合の方がよかったのではないかという気がしていました。しかし、戦略なのかわかりませんが、開始直後から相手が奪いやすいような長いパスを続けることで前半30分過ぎあたりから相手が積極的に攻撃に転じてきましたし、ウッド選手は流石に一流ですし、なにより激しいプレイも見せて本気で勝ちに来てくれたというのはよかったのだと思います。

 やはり、W杯予選に敗退した国よりも、これから南米の国とのプレイオフを控えた国の方がモチベーションが高いので、いい試合になるということが今回分かりました。

 この試合も、日本は相変わらず決定力不足で、シュートの数は多いのですが相手の守備を崩すことができず、決定的なチャンスでのシュートはやはり少なかったのだと思います。しかし、香川選手のポール直撃のシュートや、大迫選手のヘディングシュートはよかったですし、なにより最後の乾選手から酒井選手、そして倉田選手のヘディングシュートは素晴らしく、あのプレイならば強豪国からの得点も可能なのではないかと思いました。

 私自身交代枠を全て使わず、W杯本戦に近い形で試合を進めるべきと思っていましたが、今は選手の組み合わせ、選手の相性を実践の中で色々と試す必要があるということをこの試合で認識し直しました。

 日本にはMFとFWに技術やひらめきを持った選手が揃っているので、その選手たちが実力を100%発揮できる組み合わせをいくつか作り上げる必要があるのだと思います。選手を固定すると怪我で出場できなくなる場合もありますし、いくつかの組み合わせがあれば、その中で最もコンディションのいい選手を使えるのだと思います。

 ディフェンスに関しては今回失点はありましたが、基本的に全員守備は上手く、W杯までには修正は十分に可能なのだと思います。問題はオフェンスで、選手の実力を十分に発揮できる形を8ヶ月の間に作り上げる必要があります。しかし、W杯で戦っていける可能性はこの試合で感じることはできました。今回ニュージーランドはかなり格下でしたが、収穫の多い試合だったように思います。そして、W杯で勝ち進むためのヒントは見つけられたように思います。

 次のハイチは、残念ながら主力のバジル選手が来日できませんが、日本が不得手とする中米の国なので、収穫の多い試合になると思います。結果とともに内容のある試合になることを期待しています。

 

小池都知事は項羽に似ている

 紀元前200年頃、中国を初めて統一した秦が倒れ、その後項羽と劉邦が覇権を争うことになりましたが、国力、兵力、戦争の強さで圧倒した項羽ではなく劉邦が勝利を収め、その後400年続く漢帝国を築き上げました。

 私は小池都知事にはかなり期待をしているのですが、小池都知事は項羽に非常に似ているように思います。戦場を駆け抜ければ一騎で不利な戦況を一変させ、勝利をもたらす神がかり的な力を発揮しますが、項羽と同様、人を信じることができず、些細なミスも許せずに、適切な論功行賞ができないために、ひとりでも戦っていけるような優秀な人材から離れていくといったことが既に起きているのだと思います。

 改革を進めていく場合には、一人の失言が大きく足を引っ張り、力が削がれていくということがあるのは間違いないのですが、政治は一人ではできません。力のある人材がどれだけ集まるかで勝負が決することは楚漢戦争が証明しています。また、政治家はプライドが高くなくてはできる仕事ではなく、そのプライドに訴えかければ驚く程の仕事をしてくれる場合もあれば、逆にプライドを損ねることで離れてしまう場合もあります。離れないまでも、恨みつらみが募れば敵の簡単な工作で寝返ってしまい、まさに文字通り四面楚歌ということにもなりかねないのだと思います。

 今回の音喜多さんの離反はどういう経緯があったかはわかりませんが、これだけの功績があって、これから都政を進める上で大きな戦力になることは間違いないのに、役職を外し、他の一年生議員と同じ扱いをするなどということは絶対にあってはならないのだと思います。このようなことをすれば、たとえ国政で政権を取っても大臣を務められる人材がいなかったり、人がどんどん離れて過半数を失ったりということは普通に考えられます。

 今回都民ファーストの議員に資金集めのためにパーティ券を配ったと聞いていますが、その際にもただ上から命令をするのではなく、「今回急な衆議院の解散があって資金が足りず、本来議員の仕事ではないかもしれないけれども、国政に大勢力があれば都政にも大きなプラスになるので、小池百合子を助けると思って力を貸して欲しい」といった言い回しをすれば、意気に感じて頑張ってくれる人もたくさん出たように思います。

 どんな戦いでも、それが困難な戦いであればあるほど団結力は不可欠になるので、「この人のためならどんなことでもする」という人たちを周りに集めるために、かなりの気配りも必要なのだと思います。

 大事を成すためには、ある程度人を信じ、小さな失敗くらいは自分が上手く処理するくらいの器を見せ、本当に大変なことだとは思いますが、「将の将たる器」であることを見せていただきたいと思っています。

銃規制について

 ラスベガスで起きた銃乱射事件を見るにつけ、やはり銃規制が必要なのだと思います。しかし、銃規制に反対の人が多いことから、限定的、且つ試験的な規制からはじめることが最も現実的なのではないかと思います。

 たとえば、一般人が購入できる銃はあくまで護身のためであって殺傷力の高い口径の大きなものや自動小銃の販売禁止、一度に購入できる弾薬の制限など、少なくとも大量殺人につながるような銃所持の制限から試験的に始めてみるというのはどうでしょうか。最初は罰則だけでなく殺傷力の高い銃を政府に預けることで税の軽減などのインセンティブを与えるといったことも考えていいように思います。それで銃による殺人が減少すればその規制を恒久化するといったプロセスを踏めばより多くの人が納得するように思います。

 今回はイスラム国の関与は考えにくいと思うのですが、自動小銃を利用したテロが全米で引き起こされる可能性は十分にあるのだと思います。テロ対策の名のもとならば多くの人が納得するのではないでしょうか。

 銃による犠牲者を一人でも減らすため、多くの人が納得できる銃規制が実施されることを心から望んでいます。

すべての球団が清宮選手の早期のメジャー挑戦容認を

 中日ドラゴンズが 早実・清宮幸太郎内野手のポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認すると発表しました。早期のメジャー挑戦を容認しても、優勝やタイトル奪取を条件にすれば大きなマイナスにはならないのだと思います。そしてこれはいろいろな意味でとてもいいことなのだと思います。

 まず清宮選手はファーストしか守れず、その技術に疑問を持つ評論家の方も多くいます。メジャーを目指すならば外野全般を守れる技術が必要で、そのためにはかなり厳しい練習が必要になるのだと思います。その時に早い段階でメジャーに挑戦出来るか否かで、本気で取り組んだとしても無意識のうちに取り組みに差が出てきてしまうおそれがあるのだと思います。清宮選手を一流選手に育てるインセンティブとして、早期のメジャー挑戦の容認は球団自体にも大きなプラスになるのだと思います。

 また、将来プロを目指す野球少年の取り組みにも大きな影響があるのではないかと思います。単にプロ野球を目指すのか、早期のメジャーを目指すのかで才能ある選手の取り組み方が全く違ってくるのだと思います。野球だけではなく英語も勉強するでしょうし、体づくり、技術の習得も自分で調べて取り組んでいくという意識があるかどうかで、人としての成長も変わってくるのだと思います。

 球児たちの一人一人の取り組みが変わることで野球界全体のレベルアップにもつながるでしょうし、体づくり、自己管理が出来ることで、ケガをしない選手寿命の長い選手も増え、長い目で見て各球団にも大きなプラスになるのだと思います。

 球界全体のレベルアップのためにも、野球少年の夢のためにも、清宮選手の早期のメジャー行きをすべての球団が容認してもらいたいと思います。容認できない球団は手を挙げないことをお願いしたいと思います。

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