fc2ブログ

軽減税率と環境問題

 軽減税率は消費者にもわかりにくく、メーカー、小売り、税務署の事務に大きな負担をかけることから世界的にも見直すべきとされている時代遅れの政策なのだと思います。

 また、例えば叙々苑の高級弁当を持ち帰れば8%、牛丼並みを店内で食べれば10%と本来の趣旨からは全く外れた意味不明なものとなっています。

 そして最も深刻なのが、店舗も消費者も持ち帰りを選ぶ人が増えて、プラスティック容器の大幅増につながるおそれは否定できないのだと思います。

 プラスティック容器の海洋投棄や、国内のゴミ処理場が限られているということから考えるても、かなり愚かな政策で、私は逆に店舗での食事を8%、持ち帰りを10%にするべきだと思っています。少なくとも外食、内食の線引きはやめてすべて8%にするべきなのだと思います。

 政府は深刻化する環境問題をもっと考慮するべきなのだと思います。
スポンサーサイト



温暖化と原発

 地球はもともと南極の氷が溶けきってしまうほど熱くなる星で、その時と比べたらまだそれほど熱くなっているとは言えないのだと思います。また、数十万年単位で見れば、ほぼ9割が氷河に覆われた氷期で冷たい星とも言えて、現在太陽の活動が停滞し始めていることから、このまま熱くなり続けるのか経過を観察する必要があるのだと思います。

 もともと温暖化対策が言われ始めた時には、世界でほぼヨーロッパの国だけが積極的で、アフリカ、アジア、南北アメリカ、新興国はほぼ見向きもしませんでした。しかもその内容は、日本をピンポイントで狙ったマネーゲームの要素が強く、それでも日本がこの枠組みに参加した最も大きな理由は、CO2を出さない原発の大幅増だったのだと思います。

 今は原発事故の影響から再稼働もままならない状況が続いていますが、政府としては原発を全廃する意思は全くなく、温暖化対策を理由に全面再開、更なる電力供給率の増加を狙ってくるのではないかと私は確信しています。
 
 温暖化対策を声高に言い続けることで、日本を原発大国にするおそれが十分にあるということを私たちは忘れることなく、警戒し続ける必要があるのだと思います。

なぜ日本はアジアの国を苦手としているのか

 今日の試合は、急速に実力をつけてきた日本代表のレベルが、更に一つ上がったのではないかと感じました。また、森保監督が日本代表の力を100%出してくださっていることも改めて感じることができました。

 日本代表は世界の国々に対して相性があって、アフリカの国に対しては相手が格上であっても互角以上に戦えて、ヨーロッパ の国に対しては強豪であっても互角に戦えて、中南米の国に対しては格下の国であってもなかなか勝てないという時期が長く続いていたのだと思います。

 しかし、今では選手の技術が急速に向上して、さらに効果的な戦術を身に付けることができて、中南米の国であっても十分に戦えるようになったと言っていいのだと思います。

 このような状況を見ても、世界にあって日本は苦手とする国がなくなったのではないかと思っていたのですが、私は最も身近な国々を完全に見落としていたことに今年になって気付きました。それはアジアの国々です。

 今年のアジア杯を見ていても、日本がこれほど実力をつけているのに相手がどんなに格下であっても、余裕のある試合はほとんどなく、決勝も、はるかに格下のカタールに、逆に格上の国と戦っているような試合展開で惨敗する結果となりました。

 いま日本は世界の強豪と互角に戦えるようになりましたが、それには実力の向上以外に二つの要素があると私は考えています。

 まずひとつは、日本代表は世界の強豪と比べると、やはり線が細いということは言えるのだと思います。相手国にとって、体の小さな相手に強く当たれば、カードをもらう確率がかなりあって、下手をすると一発退場もあることから強く当たれないということは確実にあるのだと思います。

 もうひとつは、格下の相手に対しては、互角、あるいは強豪国に対するような殺気にも似た気迫を出して戦うということはやはり難しいのだと思います。強豪国は日本を相手にするときには、おそらく本来の80%くらいの力しか出せていないのではないでしょうか。

 実はこのことは、日本がアジアの格下の国と戦うときにも全く同じことが言えるのではないかと私は考えています。

 日本代表の選手はアジアにあってはかなり体も大きくなっていて、強豪国に対するときのように強く当たることは難しいのではないかと思います。そして、相手が格下であるということから、強豪国に対するような気迫を出して、100%以上の力で戦うことができないのではないかと思います。

 逆にアジアの国々は日本に対して気迫を前面に出して、100%以上の力で立ち向かってくる国が非常に多いような印象があります。

 日本がどんなに強くなっても、W杯予選は決して油断することはできません。ではどのように戦えば確実に勝利することができるのでしょうか。

 それは、相手が格下であるということは忘れて、強豪国を相手にするときのような気迫で全力を出し切ることが最低限の条件になるのだと覆います。

 戦術に関しては、私のようなものが意見するのはおこがましくて、森保監督に任せておけば間違いないと思うのですが、大切なことは格上の国に対するような殺気にも似た気迫をどの国に対しても常に出せるようにすることで、その上で、矛盾するようなことですが、緊張感だけでは最大のパフォーマンスを望むことはできないので、緊張感のβ波とリラックスのα波を同じように出すことが必要になってくるのだと思います。そうすることで集中力が最も高まるので、特に攻撃陣は、今日のように笑顔とサッカーを楽しむ気落ちは忘れてはならないのだと思います。

 W杯への道は常に困難に満ちたものになることは間違いありません。それでも確実に予選を突破できるよう、全力を尽くす日本代表を心から応援したいと思っています。

アクセス数

PR

検索フォーム

リンク

QRコード

QR