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飲食時は話さない、話すときはマスクをするという習慣を

 先日牛丼屋さんで笑いながら話している人たちを見ましたが、マスクを外して15分以上話をした人が濃厚接触者であるという基準から言うと、どちらかが感染していた場合、かなりの確率で感染しているのではないかと思いました。笑った場合は普通に話す以上の大量の飛沫が飛散するのは間違いなくて、アルコール摂取時と同等の飛沫の飛散が予想されるのだと思います。話をしながら笑うというのは日常茶飯事で、その意味では居酒屋などだけではなく、特に飲食しながら話をすることが目的の喫茶店やファミリーレストランなども注意が必要なのだと思います。中でも狭くて換気をしていない店舗では、10人いなくても三密状態になる場合も十分に考えられるのではないでしょうか。ひとつの店舗で感染者が来店する確率は非常に低いのかもしれませんが、それが数万店、数十万店という規模になると、すべての店に感染者が来店しない確率はゼロと言っていいのだと思います。都道府県単位で見れば大規模クラスターに匹敵する感染者数が予想されるのだと思います。

 また、ガイドラインでは横に並んで食事をすることが推奨されていますが、横に座って飲食中に顔を見ながら話をすればほぼ間隔なしでの会話になるので、私は絶対に避けるべきだと思っています。ひとつのテーブルでは二人以上の食事は禁止して、必ず対面で座り、店側は仕切りをつけるべなのだと思います。

 しかしながら、店側の対応だけでは限界があって、これから長く続くであろうコロナとの戦いを見据えて、飲食時は黙る、話すときにはマスクをするという習慣を日本人全員が身につけるべきなのだと思います。藤井棋聖の、マスク外してお茶を飲みその後すぐにマスクをするという姿を皆が真似をするべきなのだと思います。

 皆の努力で、感染拡大阻止と経済の両立を目指すべきなのだと思います。
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飲食店のコロナ対策強化の必要性

 緊急事態宣言の効果はなかったと主張している感染症学者の方々は今の東京の状況をどう説明されるのでしょうか。中国や韓国を見ても流行を抑えたのは強力な行動規制や、感染者の徹底的な隔離によるもので、特殊な免疫や気候によるものではないことは明らかなのだと思います。日本の感染者数がピークアウトしたのも、小池都知事が3密と夜の街を避ける行動を人々に促すことで、東京都民のみならず日本全国の人々の行動や意識が大きく変わり、緊急事態宣言で休業要請に法的根拠が付与されたことでのさらなる行動変容につながったためだということが、今回の東京の感染拡大で証明されたのではないかと思います。

 日本での感染者の大部分はマスクを外す飲食店での感染であることはほぼ明確であると言っていいのだと思います。多くの場所ではマスクをして一定の間隔を保つべきとしながら、飲食店ではそのどちらも対策を講じていない店舗を多く見かけます。接待を伴う店だけではなく居酒屋やビヤガーデンなどもそうで、現在の東京の感染拡大は当然の帰結と言えるのだと思います。遅かれ早かれこのような結果になることは十分に予測できたのだと思います。私自身、飲食店における飛沫対策がwithコロナには不可欠であると何度も意見していたのですが、このような結果になってとても残念です。

 また、富嶽でのシミュレーションも電車やオフィスばかりで、様々な形態の飲食店のシミュレーションを見たことがありません。食べることが目的の、回転率が高く、基本一人で話をせずに黙々と食事をして帰っていく飲食店は感染の確率が低いのだと思いますが、対面のテーブルがある飲食店はアルコールの提供の有無にかかわらず、感染のリスクはかなり高いと考えています。仕切りをつけた場合、フェイスシールドを付けた場合、換気の有無等の条件でのシミュレーションをして公表するべきなのだと思います。飛沫防止の措置と徹底した消毒さえしていれば、多くの飲食店が安全であると公表することは、事業を継続する上でも絶対に必要なことなのだと思います。

 この病気の場合食中毒よりも圧倒的な広がりを見せるおそれがあって、食中毒の場合には厳しい行政処分があるのにコロナの場合には全く罰則がないというのはかなり問題なのだと思います。しっかりと対策を講じながら感染者が出てしまう場合には仕方がありませんが、何の対策もせずにクラスターとなった場合には、厳しい行政処分を科すべきなのだと思います。第二波、第三波、更に豚インフルエンザの流行のおそれがあると言われる中で、今のうちに行政が動ける体制を確立しておく必要があるのだと思います。今回は休業要請ではなく、ガイドラインに従わない事業者に対して対策を講じるまで無期限営業停止の処分を科し、補償をするべきではないのだと思います。十分な対策をしない事業者に対する税金の投入に、納税者の合意を得ることは難しいのだと思います。

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