2020/10/21
マウスシールドの使用を即刻禁止にするべき
マウスシールドの使用を即座に中止する必要があるのだと思います。不織布のマスクに何故針金が付けられているのかといえば、マスク上部からの飛沫の侵入や漏れを防ぐためであって、マウスシールドの場合にはシールド上部からの飛沫の出入り止めることは全く期待できないのだと思います。それどころかシールドにぶつかった飛沫が砕けてエアロゾルを大量に発生させるおそれがあります。上部からの飛沫の飛散を防いでいるフェイスシールドですらエアロゾルを撒き散らすという報告があるので、マウスシールドはエアロゾル大量生産機と言っても過言ではないのだと思います。
埼玉の劇団の巨大クラスター発生の原因はマウスシールドであると断言できるのだと思います。マウスシールドの使用は、換気をしている室内であっても、大量のエアロゾルによって室内全員に感染させるリスクがあるのだと思います。
国、都道府県、専門家はマウスシールド使用の危険性を警告するべきなのだと思います。
また、東京における新型コロナに対する基本的な対処法に大きな欠陥があると言わざるを得ないのだと思います。最も感染の危険性が高いのは利用客が飲食時にマスクを外す、狭く密閉された飲食店なのですが、小池都知事や多くの専門家は大きな声を出さないようにすることだけを注意しています。しかし、大きな声さえ出さなければいいというのは完全な間違いなのだと思います。
まず、飲食店で2mの距離を取ることはできません。2mあっても飛沫が到達することは富岳のシミュレーションでも明らかですし、離れれば当然声は大きくなります。また飲酒時には耳が遠くなる傾向があるので注意していても声は大きくなりますし、笑ったりすれば大量の飛沫が飛ぶのは間違いないのだと思います。大きな声を出さなければ飲食店ではマスクしなくてもいいという誤った認識が、東京の感染者数の高止まりにつながっていると言わざるを得ません。
これからも、飲食時には黙る、会話時にはマスクをするということを強く警告しないのであれば、小池都知事の責任を追及せざるを得なくなるのだと思います。
12月は一年で最も免疫力が落ちる月で、忘年会など飲み会も多くなることが予想されます。多くの尊い命が失われ、医療崩壊の危険も極端に増すおそれは否定できないのだと思います。
飲食店、カラオケでの利用客のマスクの着用を多くの人だけでなく、事業主にも徹底する必要があるのだと思います。利用客が疎ましく思うかもしれませんし、短期的には売り上げが落ちたり経済にマイナスがあるかもしれませんが、感染者数をある程度抑えられれば、結局は事業者自身、従業員、また経済自体を守ることに繋がると私は確信しています。逆にそれができなければ、この冬を大事に至らずに乗り越えることはできないと私は考えています。