2020/12/22
家庭内感染を防ぐために
家庭内感染に関しては防ぐのは不可能で、とにかく持ち込まない以外に方法はないのではないかと思っていました。特に通常の夫婦はどちらかが感染すれば感染が確認される前に確実に感染してしまうのだと思います。ただし、だれかの濃厚接触者で感染した場合には、隔離をすることで家族への感染を防ぐことは可能ですし、隔離をしないでそこから感染が広まってしまえば検査をする意味がまったく無くなってしまうのだと思います。特に、若い人が感染した場合に両親や祖父母と同居している人は、即刻隔離をする必要があるのだと思います。
事情があったり、隔離施設の都合がつかない場合には、とにかく家庭内隔離を徹底するべきなのだと思います。そこで重要なことは三つあるのだと思います。
まず一つめは、隔離した部屋を24時間換気をするべきなのだと思います。換気には二つの意味があって、まずは家族に感染させないこと、もう一つは咳や呼吸で排出されたウイルスをもう一度吸い込むことが防げるので、症状の悪化を防ぐ、もしくは遅らせることができるのだと思います。
二つ目はトイレなのだと思います。プリンセスダイヤモンド号でも、家庭内感染の家を調べた時にも、最もウイルスが残っていた場所はトイレだったということはもっと強調されるべきなのだと思います。トイレが2つ以上ある場合には完全に別にして、どうしても家族全員が同じトイレを使わなくてはならない場合には可能な限り常に換気をし、流す時には必ず蓋をして、効果があるかはわかりませんが必ずマスクをするべきなのだと思います。そしてトイレを使用したあとは必ず石鹸で手を洗うことを習慣にするべきなのだと思います。
三つめは、うがい薬でのうがいなのだと思います。一時期吉村大坂府知事がポピドンヨードを含んだうがい薬でうがいをすることを推奨しましたが、今はまったく効果がないということを専門家が断言しています。しかし、舌の上のウイルスを少しでも死滅させる効果があるならば、必ず利用するべきだと私は考えています。舌の上のウイルスを減少させることができれば、間違いなく感染させる確率は少なくなるのだと思います。舌の上で増殖したウイルスが気管を通って肺に侵入して肺炎を起こしたり、食道を通って腸から排泄されるということもあるのだと思います。舌から体内に入れない、飛沫感染を最小限にする、腸から排泄されることでトイレが汚染されるのをある程度防ぐことが出来るのであれば、うがい薬でのうがいは推奨されるべきなのではないかと考えています。
部屋に隔離する、できれば部屋は24時間換気をする、トイレでの感染に気をつける、こまめに手を洗う、うがい薬でうがいをするということである程度家庭内感染を防げるのではないかと思います。
基本はやはり隔離施設を利用すべきで、高齢者と同居していて、軽症もしくは無症状の若い人は100%隔離をお願いしたいと思っています。