2021/01/27
感染拡大阻止の肝は飲食店
東京の感染者数が減少し始めて、少なくとも爆発的感染拡大からは脱したと言っていいのだと思います。尾身会長が、飲食店での感染を止めればそこから派生する家庭内感染、施設でのクラスターも収まってくるといったことを言われていたのだと思いますが、今のところそのような結果が出ているのだと思います。第一波の時も、感染者数が急激に減少し始めた2週間前を見てみると、小池都知事が緊急事態宣言の前から、不要不急の外出を控えることとともに夜の街に行かないようにとの要請を都民にしていました。今回も感染者数の減少が始まる2週間前がちょうど緊急事態宣言発出の時で、店名公表という罰則を伴う時短営業の要請を多くの飲食店が受け入れてくださった時だったのだと思います。
都民の動きは緊急事態宣言発出後もほとんど変わっていなくて、ひとえに、人生をかけて、命をかけて時短要請を聞き入れてくださった飲食店の事業主、従業員の皆さんのおかげと言ってよくて、心から感謝申し上げたいと思います。その方々の負担が少なくなるよう政府には更にプラスして、できる限りの支援をお願いしたいと思います。
全国的には感染者数がかなり減少しているので、私は反対ですがGoTo再開ということもあるのだと思います。その時にはCACAOのインストールを割引条件にして、インストールしていない人はその場でインストールしてもらうようにしていただきたいと思います。また、GoToイートをもし再開するのであれば、予約サイトに画像を送ることで、テーブル上に衝立てのあることを確認できた店だけを対象にしていただきたいと思います。衝立てを立てれば、感染者からの飛沫をある程度止めることができますし、飛沫が相手の食事に落ちることも防ぐことが出来るのだと思います。
そして、すべての飲食店で「默食」を促すことを徹底していただきたいと思います。ワクチン接種は思い通りには進まないのだと思います。多くの命を守るため、飲食店、日本の経済を守るために今度こそよろしくお願いしたいと思います。