2021/05/29
政府が実施すべき3つの政策
三密を避けるという言葉が未だに使われていますがこの言葉はもう使うべきではなく、三密のうち一つでもあれば、たとえマスクをしていたとしても感染の危険が十分にあるというように言い方を変えるべきなのだと思います。特にイギリスの変異株の出現によってこの傾向がかなり強くなってきているように思います。また政府の水際対策が大ザルのために、世界中の変異株を何一つ止めることに成功していません。一つもです。イギリス株よりも感染力が高いと言われるインド株に置き換わるのも時間の問題なのだと思います。
今は東京では緊急事態宣言が少し効果を発揮していますが、全く効果がなくなるのも時間の問題なのだと思います。こうなってくるとロックダウンかワクチンしか手はないのではないでしょうか。
しかし、そのワクチンが効かない変異株が出現するのも時間の問題なのではないかと思います。そこで日本政府がどうしてもやらなくてならないことが3つあります。1つ目はワクチン接種を速やかに進めることで、ある程度接種が進むとアメリカのように接種が進まなくなる時期がかならず来ます。何らかのインセンティブを今から考えておく必要があります。まず手始めに接種を完了した人からGoToを前倒しで対象とするというのはどうでしょうか。これならば新しく予算を組む必要はありませんし、飲食店、観光業、関連会社、生産者を救うことにもなり、ワクチン接種者が様々なシーンにいることで集団免疫獲得に近い効果が得られるのではないかと思います。
2つ目は水際対策の徹底で、変異株が出現したという噂時点で邦人以外の当該国からの入国を禁止すること、帰国した邦人に対しては2週間の隔離を徹底すること、これだけは絶対に死守していただきたいと思います。一時的な外国人の入国で得られる経済効果は軽微である一方で、新しい変異株の流入による経済的なダメージは甚大であるという認識を強く持っていただきたいと思います。
3つ目は世界的にコロナの流行を一日でも早く終わらせることで、これ以上の変異を起こさせてはならないないのだと思います。世界のどこかでワクチンが効かない変異株が発生してしまえば、またしばらく打つ手がなくなってしまうのは確実です。多くの国のコロナの流行を止めることは人道的な意味もありますが、自国の人命、経済を守るためにも極めて重要なことなのだと思います。
この3つのことを政府はしっかりと実行していただきたいと思います。多くのメディアも政府に働きかけていただきたいと思います。