2021/07/23
オリンピックのレガシーに
今回のオリンピックは「呪われたオリンピック」と言われていますが、日本の政治が人権や外国への差別にあまりにも鈍感だった当然の結果なのだと思います。そういう政治が選んだ人が差別的な発言をしたり、過去に発言をしたということに私自身は驚きはありません。国民の代表である国会議員による女性を軽視、差別する発言、外国に対する差別発言は日常茶飯事と言っていいのだと思います。そういう議員に対して厳しい処分もなくて、今の日本はそんなことが常態化しているのだと思います。このような状況を許していれば、いざというときに次から次にボロが出るのは当然なのだと思います。
日本は輸入、輸出がなければ成り立たない国で、国際社会との調和が死活問題と言っていいのだと思います。今はSNS時代で国内の問題も一瞬で世界に広がっていきます。「郷に入れば郷に従え」で国際社会のルール、国際社会の常識にもっともっと敏感にならなくてはなりません。
ロシアも中国も武力による拡張主義を隠そうとはしていません。人権を守る姿勢が国際社会を味方につける大きな武器となるのだと思います。日本の経済、安全保障のためにも人権の保護、差別との戦いにもっともっと厳しく真剣に取り組む必要があるのだと思います。
結局今回のオリンピックは大金をかけて日本の恥を晒す大会となってしまいました。この経験を無駄にすることなく、日本人全員が人権問題に真剣に取り組む姿勢をオリンピックのレガシーにしていただきたいと思います。いじめや差別のない日本への第一歩としていただきたいと強く願っています。