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オリンピックのレガシーに

 今回のオリンピックは「呪われたオリンピック」と言われていますが、日本の政治が人権や外国への差別にあまりにも鈍感だった当然の結果なのだと思います。そういう政治が選んだ人が差別的な発言をしたり、過去に発言をしたということに私自身は驚きはありません。

 国民の代表である国会議員による女性を軽視、差別する発言、外国に対する差別発言は日常茶飯事と言っていいのだと思います。そういう議員に対して厳しい処分もなくて、今の日本はそんなことが常態化しているのだと思います。このような状況を許していれば、いざというときに次から次にボロが出るのは当然なのだと思います。

 日本は輸入、輸出がなければ成り立たない国で、国際社会との調和が死活問題と言っていいのだと思います。今はSNS時代で国内の問題も一瞬で世界に広がっていきます。「郷に入れば郷に従え」で国際社会のルール、国際社会の常識にもっともっと敏感にならなくてはなりません。

 ロシアも中国も武力による拡張主義を隠そうとはしていません。人権を守る姿勢が国際社会を味方につける大きな武器となるのだと思います。日本の経済、安全保障のためにも人権の保護、差別との戦いにもっともっと厳しく真剣に取り組む必要があるのだと思います。
 
 結局今回のオリンピックは大金をかけて日本の恥を晒す大会となってしまいました。この経験を無駄にすることなく、日本人全員が人権問題に真剣に取り組む姿勢をオリンピックのレガシーにしていただきたいと思います。いじめや差別のない日本への第一歩としていただきたいと強く願っています。

 
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北極の氷面積と日本の気候

 北極と日本の気候には明確な相関関係があることが知られています。

 北極の上空にある寒気は大きさが決まっていて、北極から寒気が南下した場合北極上空の寒気が失われ、氷の面積が減少します。

 また、北極の氷の増減には法則があって、冬に氷が多くなると夏に氷の面積が極端に減少します。逆に冬に氷の面積が少なくなると夏の氷の面積はそれほど減少しません。これを日本の気候に当てはめると冬に北極の氷の面積が多いということは寒気は日本の方まで南下する期間が短くなり暖冬になって、夏に北極の氷が極端に減少するということは寒気が南下する期間が長くなることで梅雨が長くなります。

 観測史上最も北極の氷が減少したのは2012年で、その翌年2013年の入梅は極端に早く、西日本の入梅は5月中でした。実は昨年2020年は2012年についで北極の氷が減少していて、翌年の今年の西日本の入梅も5月となっています。2013年の関東地方の梅雨明けは8月3日で、今年の梅雨明けも7月の終わりから8月の上旬、もしくは梅雨明け無しとなることもあるのではないかと予想しています。

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