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政府は柔軟な対応を

 法令に関しては、基本的には施行以前の事項に遡及しませんが、これはあくまで権力による恣意的な人権侵害を防ぐためのもので、人権保護につながるものに関しては、当然施行以前の事項に関しても適用されるべきなのだと思います。

 オミクロン株の濃厚接触者の定義が変わりましたが、変更以前に濃厚接触者とされた方に関しては適用されないというのはかなりおかしいのだと思います。この方々の宿泊費は国または地方自治体が負担しているはずで、それは私達が負担した税か保険料で賄われていて、無駄に使用していいはずがありません。また、最悪のケースでは市中感染発覚から一月を待たずして数千人、全国では1万人を超える感染者になる恐れがあるとのことなので、宿泊施設を空けておく必要があります。

 行政の遅れが多くの死者につながるので、何においてもスピード感を持って実施していただき、誤りを指摘された場合には速やかに修正行動に移っていただきたいと思います。
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よりよい法律や政策実施のために

 今回の10万円給付のように一部の人間が立案した 法案が完璧であることはほぼなくて、 議論の中で多くの意見を取り入ながら ブラッシュアップする必要があります。そうすることで、より 多くの人が納得できる 政策が実施できるのだと思います。 その過程を「迷走」と呼ぶのはやめていただきたいと思います。
 
 これからも当然誤った内容を含んだ法案も提出されると思います。国会やメディアが批判した内容を積極的に取り入れて、より洗練された法律や政策が実施されることを期待します。それが国会の役割と言っていいのではないでしょうか。

 また予算案の中にはすでに役割を終えたものや時代遅れとなったものも多くあるはずで、政府は時代に合わなくなったものや合理性を欠くものは誤りを認めて、積極的に修正、廃止を行っていただきたいと思います。それが十分にできない限り財政再建は口にしないでいただきたいと思います。

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