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高齢者や基礎疾患のある方へのコロナ対策を

 オミクロン株に関しては、重症化率、死亡率が極めて低いという特徴があって、インフルエンザと同等に考えてもいいのではないかという議論があります。しかし、実際には肺炎にならずに亡くなられるかたが多く、死亡者数は波を追うごとに増加していて、昨年の死亡者数を大きく上回っています。

 また、後遺症に関しては感染回数が重なるごとに重くなっているとの報告があります。これはコロナには血管を破壊する作用があって、2度3度と感染を繰り返す度に破壊される血管が増えていき、容易に回復しない場合もあるとのことです。私はウイルスの死骸が血管を詰まらせていて、それを除去できないでいるのではないかと考えています。

 高齢者や基礎疾患のあるかた、また、そのような人と近い関係にあるかた、すでに感染したかたは十分に気を付けていただきたいと思います。

 また、感染者数も増えてきたので飲食店で話をするときのマスクを徹底していただきたいと思います。

 私は小さい頃から、話をしながら食事をするのは行儀が悪いと教わってきました。おそらくこれは、感染症を流行させないための先人の知恵なのではないかと思っています。こういう時には、少し行儀よく食事をしてもいいのではないでしょうか。世界には食べ物がなくて亡くなっている子供がたくさんいます。それに比べれば話をするときだけマスクをするなどということは造作もないことだと思います。このような習慣をつければ、今後必ず発生する未知の感染症に対しても強力な武器になるはずです。

 また、国に対してはファイザー社のパキロビットを大量に購入していただきたいと思います。メルク社や塩野義製薬の経口薬の効果は、プラセボをかろうじて上回る程度で、多くの命を救えない上にメルク社のモルヌピラビルは、パキロビットよりも高価で保険料の無駄遣いになります。

 一人でも多くの命を救えるよう国、自治体、国民ができる限りの努力をお願いしたいと思います。
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ディフェンダーのパス力強化を

 日本代表はこれからスペインのようなパスサッカーを目指すようですが、それには最低限の条件があるように思います。

 スペインのディフェンダーのパス力、キープ力、攻撃のセンスが尋常ではなく、ボールを奪いにいけば直接得点につながるような決定的なパスが出される、まるで大型肉食動物のような恐ろしさを感じます。そのようなレベルであれば、パス回しでボールを奪われ、決定的なチャンスを相手に与えることなく攻撃に専念できるようになるのだと思います。

 パスサッカーを目指すのであれば、まずはディフェンダーのパスの技術の向上は絶対に必要です。相手にインターセプトされない速くて正確なパスとそれを足元をほとんど見ずに確実に収める技術が必要です。

 次に相手が奪いにきたときに足元ばかりを見なくても、奪われないキープ力が求められます。

 そしてパスを受けるとき、相手がボールを奪いにきたときでも、常に味方や相手の動き、ピッチ全体を一瞬で把握できる視野の広さも必要です。

 そして最も難しいのが、ボールを受けるとき、持った時に、相手の一瞬の隙をついて決定的なパスを出すセンスと技術を身に付けることなのだと思います。

 ディフェンダーの多くがこのような世界基準の技術を持つことが、スペインのようなサッカーを目指す上で最低限必要なのではないかと私は考えています。

 攻撃のセンスは先天的な要素が必要だと考えると、高身長のミッドフィルダー、またはフォワードがセンターバックの守備を身に付ける方が確実なのかもしれません。

 しかし、スペインのようなパスサッカーを身に付けても、日本のような粘り強い守備と、スピードある攻撃が得意な国を相手にした場合には、勝ち続けるのは難しいのではないかと思います。決勝戦のアルゼンチンの3得点全てが、ボールを奪ってからゴールまでの時間が短いものばかりでした。

 日本が目指すのは、常に若い選手を中心にした堅守速攻一択なのだと思います。

 ただ、パスサッカーを目指すにしても堅守速攻を磨き上げるにしても、ディフェンダーのパスの技術の向上は必須と言っていいのではないでしょうか。

 W杯の舞台で90分間走り続けるのは難しく、また試合後半て時間稼ぎのためのバス回しが出来れば、それは大きな武器になるはずです。

 W杯で常に優勝を狙える真の強豪を目指して、一歩一歩着実に前進していけることを心から祈っています。

岸田総理の政治資金規正法違反問題

 岸田内閣の大臣が、旧統一教会の問題、失言、政治と金の問題で次々と辞任に追い込まれています。これだけ身体検査が甘く、問題発覚後の対応がまずいところを見ると、政治と金の問題が頻発する広島選挙区選出の岸田総理自身も問題があるのてはないかと思っていましたが、案の定大きな問題が出てきました。この問題はどうなったのでしょうか。

 選挙期間中に大量の宛名のない領収書が出てきて、これが刑事事件にならないとなると、さんざん買収を行っても、領収書に宛名さえ書かなければ全て許されるということになります。

 選挙期間中にこのような領収書が見つかった場合には、買収の有無にかかわらず、買収と同様の罪に問うべきなのだと思いますがどうでしょうか。そうでなければ、買収のし放題を、司法が認めることになります。

 岸田総理を見逃せば、そのような事例が次々に起こっても誰も捕まえることができなくなります。

 即座に地検が動くことを強く求めたいと思います。

将来世代につけを回さないために

 将来世代につけを回さないという言葉をよく耳にしますが、大きな違和感を感じます。

 つけを回さないというのであれば、まずは今までの予算の徹底的なコストカットから始めるべきなのだと思います。しかし、毎年予算の無駄のチェックはされていますが、身内が身内をチェックするのには限界があって、微々たる額しか指摘されていません。様々な見直しで予算を大きく削減したという話を聞いたことがありません。各省庁で、10%から20%くらいの削減を課すべきなのではないでしょうか。また、国会期間中に多くの法案が成立しますが、将来世代につけを回さないために、それぞれの法案の目的、合理性、予算が適正であるかといった徹底的なチェックがなされるべきなのだと思います。各党は、政策秘書を廃止して、そこで浮いた資金で元官僚を構成員としたシンクタンクに依頼して、予算が適正であるかしっかりとチェックしていただきたいと思います。予算委員会では、質問時間の半分は法案に関するものにして、予算の削減に努めるべきなのではないでしょうか。

 嘉悦大学の高橋洋一教授が、大蔵官僚時代に、作成した法案を上司に見せたところ、 「これでは天下りができない」と指摘されたそうです。これまでの莫大な法律の多くに天下りの仕掛けがあるとするならば、そのために費やされる金額は相当な額に達する公算が大きいのではないかと思います。同じような役割の天下り組織も数多く存在しているのではないでしょうか。このような無駄をなくすことが、将来世代につけを回さないためにいの一番になされるべきなのだと思います。政治が努力をしていないのに偉そうなことを言って国民にだけ負担を求めるのは、決して許されることではありません。

 安全保障環境の悪化、国際競争の激化に伴って、今までのようないい加減な政治、行政では許されません。各省庁は、国益を考える必要はなく、自らの省益、権限の強化を上位にして考えているのは間違いないと思います。国益や日本の将来を考えるべき政治家が、省益重視の官僚におんぶに抱っこでは、日本に将来はありません。各党が、脱官僚のためのブレーンを持つことから始めて、日本が厳しい国際社会で生き残っていけるよう努力していただきたいと思います。

原発利用の増大に危惧

 温暖化対策としてCO2を排出しない原子力発電所をもっと利用すべきという主張を聞きますが、こういった主張は、核爆弾を大量に爆発させて「核の冬」を起こして温暖化を止めようという主張に近いのではないかと思います。

 これから温暖化対策のために世界中で原子力発電所が大量に建設された場合の放射性廃棄物はどうするつもりなのでしょうか。使用済み燃料だけではなく廃炉後には多くの部品が放射性廃棄物となります。

 フランスのオンカロは、地下水が流入することから最終処分場にできるかわからないと言われています。

 日本では、どこでも巨体地震が発生するおそれがある上に、降水量が極めて多い国なので、地下水が流入することなく最終処分場にできる場所があるとは到底思えません。放射性廃棄物をガラスでコーティングする技術があるとのことですが、ではなぜフランスでは採用されないのでしょうか。大きな疑問が残ります。

 放射性廃棄物を国外へ移すことは国際法で禁止されています。しかし、全ての国に最終処分場に適した場所があるとは思えません。世界的に原発が増加するおそれがある以上、最終処分場について国際的に話し合う必要があるのではないでしょうか。。適した場所が見つかったら多くの国で共同管理の体制を組むという選択肢も考えざるを得ないように思います。

 最終処分場の問題が決着することなく、原発の利用が世界中で進むという状況だけは、全力で回避していただきたいと思います。

パスサッカーよりスピードサッカーを

 今回のW杯で日本は世界と互角に戦えることが分かりましたが、一方で大きな差があることも分かりました。

 スペインやクロアチアの選手のパスは普通のパス回しの時から速くて正確で、こちらが間合いを詰める間もなくボールが動いていきます。ボールを奪いにいったら前方に決定的なパスが渡りそうで、プレスをかけるのもためらわれます。また、囲まれて苦し紛れに出したような長いパスでも味方の選手に向けての正確なパスとなって、容易にボールを失うことがありませんでした。この点においては、日本は数段劣ると言ってよくて、改善の余地が多いにあるように思います。残念ながら、パス回しですら大きな差があるので、パスで相手の守備を崩して得点を狙っても、取れて1点、ハイプレスをかけられれば決定的なチャンスを幾度も与えることになります。

 吉田選手は、1秒でも長くボールを持って攻撃を工夫することが必要と言われていましたが、それでは世界と戦える唯一の武器であるスピードを捨て去ることになります。それでW杯を勝ち抜くことは到底不可能と言わざるを得ません。

 自分たちがボールを支配して攻撃ばかりしていれば、ディフェンダーは楽ができて責任も軽くなっていいですね。でも楽して勝てる程、格好つけて勝てる程W杯は甘くないと強く申し上げたいと思います。楽がしたいのであれば代表をやめるのが一番楽ができていいじゃないですか。楽がしたい、責任を負いたくない。年をとっても楽して日本代表でいたいという選手がいるのは、はっきり言って迷惑です。

 モドリッチ選手は37歳で誰よりも走り続けています。私はバスサッカーよりスピードサッカーの方が強いと思っています。そしてそれは今回のW 杯で日本が証明してきたことです。W杯で勝ち抜くために何をなすべきか、もう一度しっかりと考え直していただきたいと思います。

パスサッカーの幻影

 今回のクロアチア戦は、はっきり言って内容が悪すぎました。

 後ろでパス回しをするなとは言いませんが、相手がハイプレスでボールを獲りに来ている時にパスをし続ければボールを奪われる確率は確実に上がります。バスが通らなくても、前に大きく出すべきでした。

 そして攻撃が遅すぎます。スピードを失えば、攻撃における日本の最も大きなアドバンテージを自ら消してしまうことになります。

 日本の場合、ポゼッション率が低く、ボールを奪ってからの時間が短ければ短い程得点率が上がるというデータがあるはずです。ベスト8を懸けた最も重要な試合で、私が最も嫌いな日本が出てしまいました。

 ディフェンダー間でのパス回しでボールを奪われれば、絶対絶命のピンチに陥り、たとえ失点しなくても大きく運を失います。PK 戦は、いい試合をした方が勝つ傾向があり、大きく運を失った日本に勝ち目はないことはわかっていました。サッカーの神様は最善を尽くしたチームに微笑むのだと思います。  

 本当に残念です。勝敗にかかわらず、グループリーグで奇跡を起こし続けた日本のサッカーが見たかったです。本当に残念です。  

クロアチア戦に全力を

 ドイツに勝利したあとにランキングで下位のコスタリカに敗れ、絶対絶命の中のスペイン戦で前半で失点し、そのあとの大逆転は私の想像を遥かに超えた展開でした。大ピンチを大チャンスに見事に変えてくれました。技術や実力もさることながら、言葉や風習を学びながらの世界での選手生活、世界との戦いで培ってきた選手一人一人の強靭な精神力には本当に驚かされました。心からの尊敬の念を捧げたいと思います。そして同じ日本人として誇りに思います。また、指導力、分析力、戦術、戦略、総合的な人間力に優れた森保監督を信じて本当によかったと思います。

 監督や選手一人一人を支えてくださったスタッフの方々、選手を励まし続けてくださったOBの方々、そしていつでもどこでも世界の果てまで行って選手を支え、鼓舞し続けてくださったサポーターの方々に心から感謝したいと思います。私自身もテレビ越しに心強く思いました。本当にありがとうございます。

 しかし、本当の戦いはこれからです。次の戦いで敗れてしまっては今までと何も変わらなくなってしまいます。相手は前大会準優勝のクロアチアです。グループリーグを突破したクロアチアは必ずベスト4以上に残ってきた強敵で、全力を尽くしても勝てるかどうかはわかりません。

 ドイツに勝利したあとにバドミントンの潮田玲子さんが、「いい試合をしたあとは負ける場合が多い」と言われていたのをネットの記事で見ました。私は『ドイツに勝ってコスタリカに負けることはないだろう』と思っていましたが、潮田さんの言われたとおりになって、W杯の恐ろしさを思い知らされました。クロアチアとの戦いはもしかするとスペインに勝利するよりも難しい試合になるかもしれません。

 スペイン戦のようにとにかく全力で守り、実力以上の力を強引にでも引き出して、必ずベスト8を勝ち取っていただきたいと思います。

 私も全くの微力ではありますが森保監督と日本代表を信じて、全力で応援したいと思います。

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