2015/12/19
澤選手、本当に長いあいだお疲れ様でした
澤選手には、本当に長いあいだお疲れ様でしたと言いたいと思います。澤選手は決して恵まれた環境ではない日本でサッカーを始めながら、サッカー選手としてこれ以上ない結果を出してきのだと思います。
W杯で世界一になり、バロンドールに選ばれ、国民栄誉賞を受賞しましたが、これらの賞にふさわしい、二度と現れない稀有な選手と言えるのだと思います。
指導者としての道に進む可能性もあるということですが、素晴らしい指導者になってもらいたいと思っています。現役の時には自分の感覚を教えることはできないということで、指導者には向いていないと思っていたそうですが、名選手というのは全員が同じ想いを抱いているのだと思います。
3度の三冠王に輝いた落合氏は、実は若い時に厳しい練習をし、打撃理論でも定評がありましたが、監督になった時には、「自分と同じことを選手にやらせようとしても無理なので、その選手が持っている能力を最大限に引き出すことを心がけた」といったことを言われていました。
澤選手も、『第二の澤』を作ることはできないと思いますが、卓越したサッカーセンスで選手の能力を引き出すことはできるかもしれませんし、相手の弱点を見つけたり、澤選手にしか編み出せない戦略を作り上げることもできるかもしれません。
「名選手、名将にあらず」という言葉がありましたが、そんなことは全くないのだと思います。
澤選手のいないなでしこは、本当に厳しい季節を迎えるのかもしれませんが、どうか澤選手の魂を受け継いで、世界のなでしこで有り続けて欲しいと思いますし、いつか澤ジャパンが見れることを心から望んでいます。
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