2015/12/19
失態を続ける韓国よりも、報道自由度が下位である日本
産経新聞の加藤達也前ソウル市支局長に対して無罪判決が出されましたが、これが司法の独立を否定する行為として問題になっています。加藤氏の記事も、大手の新聞社としては、他国の大統領の記事を書くのに十分な裏も取らず、三流週刊誌のような記事を書いたことはいかがなものかとは思いますが、先進国にあって、大統領の悪口を書いた外国人が裁判にかけられるということ自体ありえないのだと思います。
そして、その判決に政治的な圧力が強く反映されるというのも信じられません。同盟国であるアメリカからの圧力、日本との関係改善を進めざるを得ないほど逼迫した経済状況を考えると、政府からの圧力があることは理解できますが、それを判決で明らかにするというのもどうかと思います。
しかし、最も大きな問題は、このような失態を続ける韓国よりも、昨年度の日本の報道自由度が二つも下位にあるということです。
これほど恥ずかしい韓国よりも日本の方が下であるということを、政府もマスコミも大いに反省すべきだと思います。
政府与党はさらにマスコミへの圧力を強めようとしていますし、新聞社、テレビも他国と違い、専門的な知識を持ったスペシャリストがいないために、記事の情報源を政治家や官僚に頼っているため、政府や官僚の顔色を伺った報道しかできなくなっていると聞きました。
報道自由度が韓国よりも下という状況から脱却するために、政府、マスコミ共に報道自由度が改善するように、具体的に行動していただきたいと強く願っています。
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