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白鵬関の立合いは品格以前の問題

 白鵬関の立合いが美しくないということが横審から指摘されましたが、これは品格以前の問題で、勝負の上で公平ではないのではないかと思います。

 下位の力士は横綱に対する敬意という点からも顔を張ったりかち上げをするということはほぼありません。相手がしない技は横綱もしないということは対等の条件で戦うためには必要なのではないかと思います。

 実は白鵬は相手力士が頭で思い切りあたってきた場合にはそのまま押し出されるということが横綱になった当初から時々あって、張られたりかち上げが来ると思えば、相手力士は思い切って頭からぶつかっていくことはできなくなるのだと思います。

 相手力士がしない技を使って自分の弱点をカバーするということでは品格以前に抜群の力量があるとは言えないのだと思います。勝負に公平を期するためには相手の力士がやらない技は横綱もやらないというのは、横綱を張る上で最低限必要なことなのではないでしょうか。白鵬関には横審やファン、メディアから一切文句が出ないような横綱相撲を初場所で見せていただきたいと期待しています。

 この問題でもう一つ聞き捨てならないことがありました。もしも下位の力士が横綱の顔を張ったりすれば、巡業で相当なかわいがりをされるので、まず横綱に対してそのような立合いはしないという発言を元の力士がしているのを知りました。

 朝青龍が高見盛に敗れたときに出稽古で高見盛にかわいがりをして病院送りにしたということがありましたが、これは横綱相撲以前の問題なのではないかと思います。

 朝青龍は同じ相手に連敗しないと言われていましたが、こんなからくりがあったとは知りませんでした。横綱に勝ったら病院送りにされるということになると次の場所で本気で戦うことはできないのだと思います。こういったことで無気力相撲になるのであれば、これは正す必要があるのではないでしょうか。

 場所で敗れた力士と出稽古や巡業で稽古をするなとは言いませんが、稽古が行き過ぎた場合には、無気力相撲や大きな怪我を防ぐために、横審や協会が厳重注意をするということは必要なのだと思います。

 モンゴル力士に対して腫れ物に触るような態度では、また角界を揺るがすような事件が発生するおそれは否定できないのだと思います。

 こういうことに関しても、モンゴル力士に対してしっかりと指導ができる理事長が必要なのではないでしょうか。それが誰なのかは考えるまでもないように思います。
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